公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創パートナー
2021.12.07
大環協が取り扱う環境問題の中に、SDGsに関わる分野が数多くあります。最近の話題となった環境問題は、PFOS/PFOA、アスベスト、放射能などがありますが、頻発する災害時に発生するアスベストなども注目されています。また、大きく変化するであろう生活様式や社会動向により、新たな環境問題も懸念されます。他方、科学技術の浸透により、IOT、AIなどを取り込んだ新たな計測方法なども考案され、より多様な測定分析などが可能になってきております。このような状況より、環境計測分析の未来を考える取組をします。
"次世代に引き継ごう、安全で健康な環境" 次世代に住みよい環境を残すことが、我々の世代の義務です。現在の水質・大気・土壌・騒音・振動などの様々な環境を適切にモニタリングし、公正に伝えることが我々の使命です。
高度成長期に開催されたEXPO'70では、大阪を活性化させることとなりました。ただ、この時期は多くの公害問題も発生することとなり、対策として多くの環境関連の法令が発布され、計量証明事業所が多数誕生いたしました。数年後には、大阪府の計量証明事業者が集まり当協会が発足し、40年間余り様々な環境問題に対して計測・分析において関与してまいりました。そして、55年後に再度EXPOが地元大阪で開催されることとなりました。現在では大気もきれいになり、水質も大きく改善され、環境はよくなりましたが、将来的にも環境問題は起こりえます。今回はSDGsに貢献できる様、このプログラムに参加させて頂きます。
・社会的な問題となっている、建物解体時のアスベストの発生を抑制する取組、地震など災害発生時の廃棄物等からの発生するアスベストをモニタリングする取組 ・先進的な計測技術、IOT、AI等などを用いて新たな環境計測分析の取組を創出 ・官公庁の法令や業界内の情報等を、環境問題特別講演会や事例発表会などで、広く周知する取組 ・環境問題に取組む共創チャレンジに対して、環境計測分析のアドバイス等の支援します。
万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」では、自らが生み出した科学技術を用いて、人を笑顔(幸福)にするような持続可能な未来を構築すること目的としている。人の幸福の基礎となっているのが、健康的で安全な生活環境や豊かな自然環境であり、それら環境の状況を調査しているのが環境計量証明事業者です。
生活環境及び自然環境の状況のモニタリング及び評価をする点において、環境計量証明事業者の協力が必要であると考えます。
大阪環境測定分析事業者協会(大環協)は、計量法に基づく大阪府と奈良県所在の計量証明事業者の業界団体です。創設より40数年間、国内環境法令に基づき、自治体と共に水質・大気・土壌・騒音・振動などの環境計量証明や、アスベストや放射能のモニタリングを行ってまいりました。会員企業の中には、環境計量証明以外にも、食品検査、製品試験や専門的な分野のコンサルをする会員などもあり、多種多様です。
■お問合せ先:
電話番号 :06-4300-3760
電子メール:kanta-h@dainets.co.jp
大阪環境測定分析事業者協会 【担当者:藤原幹大】
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