橋本市

共創パートナー

2021.12.07

豊かな自然と暮らしが調和する田園都市で未来社会創造

橋本市は、紀の川と紀伊半島の豊かな自然環境の中、大阪から1時間圏内という立地を生かし、住宅地が整備されており、近年は、企業誘致により多くの企業が周辺との調和をとりながら操業を開始しています。
大阪・関西万博の開催に合わせ、本市では、都市近郊の田園都市として、毛皮の代替品として使用されるパイル織物、伝統工芸品で一生使うことができる紀州ヘラ竿、農薬・化学肥料の使用を抑えた人にも地球にも優しい高野山麓精進野菜など様々な特産品などの資材及び、SDGsに即した検証フィールドとしてのプラットフォームを提供することが可能です。

未来への宣言

橋本市では、霊峰高野山のふもとのまちとして醸成してきた、自然の摂理に従い、人やものを大切にするという文化が根付き、SDGsの精神に沿った資源が多く存在します。
大阪・関西万博の機会を利用し、本市の市民の力を集結し、他の共創パートナーとともに、自然環境を守りつつ魅力ある未来の形成を目指します。

きっかけ

和歌山県北東部に位置する橋本市では、霊峰高野山のふもとにあり、古い物・良いものの本質を理解し、受け継いでいくという風土があります。
また、本市で生産される特産品にもSDGsの観点から優れたものが多数あり、これらの、ふるさと納税制度でのPRや新商品の開発支援を積極的に行っているほか、近年は、環境に配慮した安心安全の農産物の生産にも力を入れ、ブランド化を進めてきました。

創出・支援したい共創チャレンジ

・自然素材を生かした伝統工芸品を使用したスローライフの取り組み
・指定棚田「芋谷の棚田」で行われている環境教育の取り組み
・市民とともに行ってきた、環境美化活動などの取り組み
・高野山麓精進野菜を活かした、安心安全の食の取り組み
 など、「食」「健康」「まちづくり」「環境」の分野における共創チャレンジを創出・支援します。

提供できるリソース

原材料特産品や農産物など、橋本市の数ある特産品の中からSDGsの趣旨に沿った地域の素材を、生産者と調整し提供することが可能です。
ネットワーク大阪のベッドタウンとして発展した本市には、多様多芸な住民が多く住み、これまでの自治体間交流、産官学連携などを通じて幅広いネットワークがあります。
情報発信・PR広報誌やホームページでの情報発信

今後の展開

今後展開したい地域全国・世界。古き良き高野山を中心とした仏教文化、食文化に興味のある方に、「指定棚田での環境教育」「高野山麓精進野菜」など本市独自のキーアイテムを活用し、発信し共創していきたい。
共創を希望する方々高野山麓精進野菜等を通じ、本市の環境理念に賛同していただける企業、団体、学校、飲食店、技術者など。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

橋本市では、「みんなで創る 自然が豊かなまち」を目標に、SDGsの体現を目指して取り組んできました。
橋本市は、今回の万博会場から車で1時間程度にある立地を生かし、様々な共創チャレンジにおける、住宅地域と田園地帯の両立した地域における自然環境の実験フィールドとして検証の場を提供し、共創していきたい。

SDGsとの関わり

本市では、長年にわたり市民主導のもと、ごみの減量や、環境保全活動、環境教育が行われており、その活動を市の施策に取り入れ、環境都市橋本市を形成してきました。今回大阪・関西万博が、SDGs達成を目指して実施されることから、本市もこれまでの活動の集大成として、市民活動のPRを行い、持続可能な循環型社会形成にむけて、協力したいと考え、共創パートナーに応募しました。

橋本市

橋本市は和歌山県の北東端、世界遺産・高野山の麓に位置し、まちの中央には清流・紀の川が流れる自然豊かな田園都市です。古くより高野街道と伊勢(大和)街道が交差する交通の要衝として栄え、歴史・文化の薫りを感じさせる街並みが残っています。
紀州わかやまの玄関口として人や物の交流が盛んに行われてきた本市では、様々な文化が育まれてきました。高野参詣道のひとつとして世界遺産に認定された「黒河道」や、100年以上の伝統を受け継ぐ国の伝統的工芸品「紀州へら竿」、国内外のブランドから注目を集める「パイル織物」、全国有数の出荷量と品質を誇る「柿」など、本市独自の文化が根付き、今日に至っています。

橋本市 経済推進部 農林振興課

 

648-8585 和歌山県橋本市東家1--