一般社団法人日本セルフケア推進協議会

共創パートナー

2021.09.08

みんなずっと元気プロジェクト

健康寿命の延伸には,生活者を中心とする新たなセルフケアの概念に基づく革新的で持続可能な社会システムの構築が大きな一助となると考え、実地での科学的な検証を実施するとともに、セルフケアを取り巻く環境や制度の整備、ヘルスケアに関わるステークホルダーの合理的な連携や生活者の適切な行動変容の促進など多面的なアプローチによりその創出ならびに社会実装を目指しています。また、この取り組みには、Society 5.0で実現する未来社会を見据えたデジタルテクノロジーの導入も不可欠と考えています。
当協議会では、当協議会の持つネットワークをした利用した情報収集と発信の場の提供したり、実証試験の実施に関するノウハウを提供することで、セルフケアの推進に取り組もうとするチャレンジに対して支援が可能だと考えています。

未来への宣言

生活者を中心とし、医療関連従事者、行政、ヘルスケア産業などの様々なステークホルダーを巻き込んだ革新的な循環型ヘルスケアシステムにより導かれる「誰一人取り残さないwell-being 社会」は日本のみならず世界が求めている「いのち輝く未来社会」であり、当協議会は、本プロジェクトを通しての新たな出会いや経験、感動によりその実現を推進していきます。

きっかけ

当協議会は、2019年の設立以来、設立時のミッション・ビジョンの実現に向けて、以下の3つのキーワードで活動を続けてきました。本プログラムの取り組みも、現在進めている様々な活動の延長に位置付けています。
▽ジェロントロジー:高齢者も活躍できる社会システムの制度設計を目指した高齢化社会学
▽デジタルトランスフォーメーション:ITの浸透により、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるデジタル改革
▽アジアダイナミズム:アジア太平洋地域におけるビジョンを明確に持つと同時に、それをアジア太平洋地域に発信し、アジア太平洋地域全体で考える概念

創出・支援したい共創チャレンジ

当協議会の取り組みに賛同頂いた事業者や団体と、生活者を中心とする新たなセルフケアを構築するために、ライフサイエンス・ヘルスケアに関するSociety5.0の実現に向けた活動や、将来的な社会実装に向けた活動、生活者の行動変容に関する活動等に対して、当協議会の持つリソースを元に共に活動することで、そのPRやチャレンジ実現の一助になりたいと考えています。

提供できるリソース

ネットワーク医薬品メーカー、薬局・ドラッグストア、医師、薬剤師、民間保険会社、スタートアップ企業、自治体、税理士、有識者等、産・学・官・民の壁を乗り越え、縦割り組織に横串を刺したネットワークがあります。
技術・ノウハウセルフケアに関連する最新情報の収集や実証試験を行う技術などのノウハウがあります。
情報発信・PR定期的な講演会、各種学会におけるセミナーを開催しており、セルフケアに関連する事業者等による情報収集と発信の場となっています。

今後の展開

今後展開したい地域現在は日本でセルフケアを推進するために様々な活動を続けていますが、今後は、日本での活動も続けつつ、特にアジア環太平洋地域にも活動を拡げたいと思っています。アジア太平洋地域の文化や制度は多様ですが、日本におけるセルフケアの普及や応用により、生活者の健康寿命延伸および疫病等の予防対策への貢献ができると考えており、関連団体の皆様と協議を醸成しながら進めていきたいと考えています。
共創を希望する方々生活者のセルフケアを推進したいと強く熱望する事業者・団体との共創を希望しています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

当協議会では、生活者を中心とする新たなセルフケアの概念に基づく革新的で持続可能な社会システムの構築を目指しており、未来に向けて生活者の健康寿命の延伸を考え、その社会実装を検討していくことは、まさに大阪・関西万博のテーマに一致すると考えています。

SDGsとの関わり

当協議会が考える生活者の健康寿命延伸/SDGs3の実現のための新たなセルフケアの概念は、生活者のヘルスケアを取り巻くすべての要素(ヒト、モノ、環境・文化、政策・制度)が効果的に連携・連動し(パートナーシップ/SDGs17)、そして効率的に循環することがその発想の原点です。またその社会システムは、新規産業の創出や技術革新などが盛り込まれた「強靭で持続可能なインフラ」/SDGs9を基盤とします。

一般社団法人日本セルフケア推進協議会

日本において既に到来し、また世界各国も近い将来必ずや迎えるであろう「少子・高齢化社会問題」への対策として、生活者の健康寿命の延伸は急務となっています。日本セルフケア推進協議会では、「生活者・国民の健康」を第一に考え、産官学の垣根を超えた有識者による横断的な協議により、セルフケアを通じて生活者の健康寿命延伸に貢献する活動を行っています。

電話番号:03-6271-8941                                              

 

メール:kokusai@jspa-nsc.com                                                                    

担当者:岸 智明