共創チャレンジ
共創チャレンジ一覧
自分たちが描くワクワクする未来の実現のためのアクション
2022.09.29
地域コミュニティ活動の発展を支える「豊崎東地域集会施設」整備基本構想
大阪市北区にある豊崎東会館・大淀寮は、豊崎東地域の福祉を支えるとともに、様々な地域活動が実践されてきた施設は用途廃止、解体することになりますが、その跡地を活用して新たな地域集会施設として生まれ変わることを予定しています。 地域住民のまちへの愛着や、豊崎東の高い利便性を生かしてこれまで培われた様々な活動を継承、発展させ、時代の変化による新たな課題にも対応できる拠点づくりを目指して、大学院の教授、学生が支援するなか、夢づくりとして、地域住民が中心となり、基本構想をまとめています。 地域集会施設の基本構想づくりを通して、地域住民や大学院の教授や学生など、多くの人が関わり、地域活動や地域コミュニティの重要性とそれをデザインすることを学ぶとともに、その取り組みを通して、豊崎東地域の歴史、地域魅力を再確認し、質の高い教育と愛着あるまちづくりを同時に進めています。 多世代が交流し、これからの時代に即した新たな地域集会施設のあり方を研究しながら、地域のコミュニティ力も高め、地域魅力の再発見、愛着あるまちづくりにも貢献するとともに、これからも誰もが暮らしやすい街づくりに資するため、地域拠点の事業を通して街の課題解決に取り組みます。
2022.09.29
曽根崎小学校を支えた松杭の保存展示に向けた取り組み
「時代を超えて文明、文化を支え続けた杭基礎」である曽根崎小学校を支えた松杭のオープンスペースでの展示を行います。 松杭の保存には大学教授や文化財の専門家が支援、また展示には優秀技能者が彫刻を施した架台等を提案するなど、多くの人が関わり、その取り組みを通して当時の文化、土木建築技術、木彫等の伝統技術などの質の高い教育につながります。 また、埋蔵文化財の松杭の保存展示に向けた取り組みを通して、地域の歴史等を学ぶとともに、地域への愛着を高め合い、質の高い教育と後世への技術の伝承、愛着あるまちづくりを進めるとともに、子どもたちや地域住民の方へ、ものづくりを通じた「物を大事にしていく」ことの重要性を感じていただくとともに、幅広い文化活動への支援を通じた地域の文化遺産の継承・発展などの実現を目指すとともに、地域活動の拠点に当時の文化や技術が語り継がれる機能をもたらします。
2022.09.09
イネーブリングシティー西淀川区プロジェクト
千船病院が取り組む「イネーブリング・シティ」とは幸福(Happy)と健康(Healthy)が両立する世界のことです。この「イネーブリング・シティ」の実現のための活動を行います。そこでは横浜市立大学先端医科学研究センターコミュニケーション・デザイン・センターの武部センター長/特別教授が提唱したイネーブリング・ファクターの概念を使用します。 医療の課題を病院・医療単体で解決するのではなく、地域の関係団体・企業との共創によるhappinessを追求するプロセスを通じて、もしくはその達成されたアウトカムとしてのhealthを促進していきます。happy体験を入口にして、そこからhealthyへの道筋を作っていく手法で、この半世紀の間に変質した脳卒中、心筋梗塞、慢性腎臓病、癌、認知症、未受診妊婦等の疾病構造・社会構造の変化に対応していきます。これは一見医療と関係ないアートやデザイン・音楽など人々がHappyだと思う事象が実は健康に影響を及ぼしており、それを医療に応用します。HappyとHealthyの両立する「イネーブリングシティ西淀川区」を目指します。 特に、西淀川区内で開催される健康いきいき展、区民祭り、みてアート、区民駅伝大会や福ハッピーフェスタ等のイベントで様々な企業とコラボしイネーブリングな展開を模索します。また、イネーブリングシティウォーク・WEBアプリを用いて西淀川区のヘルスリテラシーがいかに高まったかも検証していきます。