
奈良県吉野町と阪南大学における上下流連系による魅力発信
共創チャレンジ
2025.06.20



法人
チーム名 | 阪南大学経済学部櫻井ゼミ |
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共創メンバー | 阪南大学 |
現在の活動地域 国/地域 | 奈良県吉野町、大阪府松原市、大阪府大阪市 |
活動テーマ | /////// |
奈良県吉野町は、桜の名所や世界遺産として全国的に知名度は高く訪れる観光客も多いが、地域としては人口減少が激しく、特に地場産業である林業や製箸業・和紙製造の存続が危ぶまれている。そのため、吉野町では観光客だけではない関係人口を増加させ、持続可能な地場産業のあり方を模索している。そうした中で、奈良県吉野町と阪南大学は、2016年から経済学部櫻井ゼミと連携し、吉野町の魅力を探索・発見し、その発信を大阪府松原市の阪南大学本キャンパスや大阪市のハルカスキャンパスで続けてきた。
こうした吉野町の魅力を、割箸作りのワークショップの体験を通じて周知する。割箸の製造は、吉野町の伝統産業であり、間伐材や端材を使うため、森林保護にも役立つというSDGsに貢献している。そのため、吉野町の魅力をPRするだけでなく、環境意識を高めたり、人口減少する地域の現状を理解したりすることができるので、持続可能な地域社会のあり方を考えるきっかけとしてもらいたい。
特になし: 特になし
これまで奈良県吉野町と阪南大学のある松原市およびサテライトキャンパスのある大阪市天王寺のハルカスキャンパスで活動してきたが、吉野町のことをより広く知ってもらうために、阪南大学とのゆかりのある地域や櫻井ゼミが活動している他の地域でも活動していきたい。
奈良県吉野町の住民や阪南大学の学生はもちろん、地方の地場産業の活性化を期待する方々や歴史や伝統がある地域の方々とも、都市部の大学として共に連携する活動を広げて行きたい。
人口減少が激しい地域が消滅の危機にある中で、都市部と地方の連携によりその魅力を発信していくことは、地域社会の維持だけでなくそこにある歴史や伝統を守ることに繋がる。その結果、そこに生きる人々は生きがいや誇りを持つことに繋がり、新たな持続可能な社会を作り出すことができると考えられる。
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