雪のない地域に雪国を!高湿冷温環境で挑む鮮度保持!
共創チャレンジ
2024.07.12
法人
チーム名 | フードテクノエンジニアリング株式会社 高湿度冷温貯蔵プロジェクト |
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共創メンバー | フードテクノエンジニアリング株式会社 |
現在の活動地域 国/地域 | 日本 |
活動テーマ | /// |
食品ロス削減の取り組みが浸透してきていますが、未利用農産物の活用や生鮮品流通における食品ロスについては解決ツールが乏しく、同じ方向を向いた取り組みが行われていません。
産地では、規格や需給調整を理由として利用されない農産物の産地ロスが、統計で顕在化しない食品ロスとして課題になっています。長く鮮度を保持できる保管庫が産地にあれば、需要に合わせた調整が可能になるかもしれません。
流通においては、コールドチェーンを構築する冷蔵庫での乾燥劣化という課題が、流通段階での食品ロスの要因のひとつになっています。流通拠点に乾燥しない冷蔵庫があれば、乾燥劣化による食品ロスは著しく減るでしょう。
これらの課題に対して、私たちは雪国の知恵で挑戦します!!
雪国の伝統的な鮮度保持技術として、雪室に代表される雪中貯蔵があります。雪室は青果の鮮度保持や熟成による食味向上の効果が知られています。
この雪室の環境を再現する高湿度冷温技術の利用価値を展開することで、産地の生き生きとした美味しさを余すことなく分配することができます。
長期的な視野では、コールドチェーンの再構築と、輸出を含めたオールジャパンの取り組みとして、近い将来のコールドチェーンイノベーションが期待できます。
このチャレンジは生産者から小売・外食に至る流通全体での連携が必要になります。共感いただける方々と共に伝統の「雪国の知恵」ともいうべき高湿度冷温貯蔵で、食材の「はり」と「つや」に挑戦します。
ネットワーク: 「高湿度冷蔵」を「冷凍」「冷蔵」に続く第3のジャンルとして共感し拡大していきたいと考えています。
「雪のない地域に雪国の知恵と環境を!」というコンセプトのもと、雪のふらない地域に雪国の環境を移送します。
鮮度保持の課題解決策を探している生産者、流通事業者、小売事業者等、サプライチェーン全体。
保管熟成での高付加価値化による利用促進を目指す食品メーカーや小売事業者等。
日本の伝統の知恵と冷熱技術が組み合わさることで、「食」の「生産」と「分配」の新たな方向性と可能性がみえてきました。高湿度冷温貯蔵がもたらす価値で、新たな「食文化」を考える機会を創出できればと考えています。
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