概ね100年以上もの間、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業である農業遺産、つなぐ棚田遺産といった中山間地域にある棚田・段々畑を知ってもらい新たな発見や地域の誇り、次世代に継承していく農林水産業の存在の価値に気づいてもらい、未来社会へ託すべきバトンとして魅力発信に取り組んでいきます。

情報発信・PR: 農業遺産やつなぐ棚田遺産等の認知度向上やその地域でされる農作物の販売向上に寄与する情報発信・PRに取り組める機会。

日本国内の世界・日本農業遺産認定地域、日本国内のつなぐ棚田遺産認定地域や棚田・段々畑の保全活動に取り組む地域で連携を展開し、日本国内での認知度を向上させ、国際的な認知度へも寄与したい。

世界・日本農業遺産認定地域、棚田・段々畑を活用した保全活動、魅力発信や取組情報の発信を行っている方々、関連する協議会に組織している地方自治体の方々。

こうした農林水産業は、自然資源を枯渇させない資源循環システムを有しており、環境負荷が少なく、生物多様性の保全や水源涵養・保水機能にも貢献しているものであり、これらの伝統的な農林業は、地域の気候、地形、歴史的背景などにより育まれて形成されたもので独自性が高く、その地域固有の食文化や風土・景観を生み出し、現在まで社会的、経済的、生態学的な変化に適応しながら継承されているものであるため、持続可能な未来社会の形成に貢献できるものと考えている。

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