未来へ発信!阿波っ子輝くプロジェクト

共創チャレンジ

2023.02.24

個人

チーム名KIZUNA
共創メンバー高志小学校、株式会社steAm、四国大学、徳島商業高校、NPO法人TOKUSHIMA雪花菜工房
主な活動地域日本 / 徳島
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 食 / 文化・芸術(アート) / 音楽 / 海外支援・協力、国際交流 /

私たちの共創チャレンジ

小学校、高校、大学が連携し、カンボジアを中心とする海外と連携した商品開発などを実施予定。徳島県の持つオリパラ2020東京大会のホストタウン制度で交流のあった国を中心に連携を図り、小学校の6年生が中心となって、年間計画フェアトレードや海外との交流をテーマに様々な実践学習を通じてカンボジアに関連した商品開発に取り組む。具体的には、徳島県の健康問題、貧困、国際交流などSDGsに絡むテーマのもと、カンボジア産品と徳島の文化を掛け合わせるような形での商品開発を行い、小学生をサポートする形で、徳島商業と四国大学が参画し、良好のもつカンボジアとの交流ノウハウを活かして商品開発の実現性を高める。

未来への宣言

今回の取り組みの中では、カンボジアなどホストタウンの国々とのサスティナブルな関係作りを強化することが最初の一歩になると考えている。新型コロナウイルス感染症の影響で、人的交流が弱まった部分を、オンライン含め様々な方法でより強い絆を育てていく。その際、徳島が誇る阿波おどりなどの「祭り」を活用することで、言語を超えた交流を実現する。さらに、学校間交流など文化交流はもちろんのこと、2025年大阪・関西万博に向けて3年をかけて両国の特産品を使った商品開発を行い、経済交流へと繋がるダイバシティな徳島の未来社会を提案する。このことが実現すれば、徳島のインバウンドや観光が活性化する。さらに徳島の持つ潜在的な資源やホストタウン国の持つ資源を掛け合わせることでサスティナブルフードやサスティナブルツーリズムの開発を行っていく。今回の活動そのものが徳島の人材育成にもつながり、徳島の未来社会を創る「グローカル人材」を輩出するモデルとなる。

きっかけ

我々のチームは、NPO法人TOKUSHIMA雪花菜工房を中心に、地域活性化・オリパラ東京2020東京大会(ジョージア・カンボジア)・環境教育・観光振興事業などを実施してきた。
 地域の学校と連携した実践的な学びや、子どもたちが徳島の未来を考える取り組み、徳島の魅力を発信する取り組みなど、地域の若者と一緒になって未来社会を考える活動を展開。

2025年大阪・関西万博に関連した取り組みでは、中島さち子氏が代表を務める株式会社steAmと共に、2025年大阪・関西万博に向けた共創活動を全国で展開してきた。

「未来の地球学校」プロジェクトとして、国内外の幼小中高大や企業・ミュージアム・科学館・図書館・自然などをつないだ探究共創ネットワークの構築、世界中の子どもたちの創造作品・課題解決型事例が集うオンラインギャラリー、0歳 - 120歳児のための Childrenʼs STEAM Museum 他、総合的な地球規模の共創の学び・遊び場を生み出す取り組みなどを実践。

 今回は、本事業を活用し、上記の取り組みと繋ぐ形で、音楽家との交流や徳島の魅力に気づく体験、ホストタウンとの交流等を計画する。このような取り組みを通し、子どもたちのワクワクしながら探究する力や郷土愛、コミュニケーション能力を育み、いのち輝く阿波っ子の輩出を目指すため、事業の企画提案を行う。さらには、2025年に徳島から世界へ発信できる体験型ワークショップの開発に取り組む。

取組の展開

今後展開したい地域・方法本年度よりスタートさせる本事業は、2025年大阪・関西万博に向けて、3年間かけて育てていくプロジェクトとする。まずは万博に向けて、子どもたちのワクワクを創造する学びを中心に、県内の小学校・高校・大学、そしてカンボジアとの連携(オンライン交流中心)により関係を再構築していく。両国の特産品等を活用した商品開発などによる文化交流を中心とし、互いの国の特徴を理解し、高め合う。
 万博までの道筋として今年度をHOP 来年度をSTEP 再来年度をJUMPと位置づける。
 HOP:子どもたちにSTEAM教育を行う中で万博会場やとくしま丸ごとパビリオンでお披露目できるようなワークショップや商品の種を作る
 STEP:機運醸成を広げるため、初年度の実施内容を水平展開すると共に、HOPで作った種を育て、質の向上を図る
 JUMP:育ててきた学校たちを中心としながら、市民を巻き込むムーブメントをつくる。また、育ててきたワークショップや商品の種たちの花を開かせ、県民みんなが主体者として万博を盛り上げていく。
2025年以降は
参加していた児童・生徒が県を担う中核人材として育っていくこと目指すと共に、子ども・若者の文化交流や構築された連携関係を発展させる形で、徳島県とカンボジアを繋ぐ経済交流への発展を目指す。例えば、カンボジア産品、徳島産品の輸出入、互いの国を訪問する観光振興など、両国の産業が活気づく取り組みへと発展させていく。
共創を希望する方々本事業での万博のメインテーマ「いのち輝く未来社会」、とくにサブテーマの一つである「いのちを高める」との関わりは以下の3点が中心である。
1:様々な人が共生する社会の実現による徳島版いのち輝く未来社会(参加する子どもたちが海外のことなどを学び、交流することで自然と差別のない思想を有することになる)
2:子どもたちが探究活動によって自己肯定感を高め、未来を担う子どもたちのいのちを高める
3:阿波おどりと多様な音楽やLEDなどの光を協奏させ、いのちが喜ぶワークショップを創る

大阪・関西万博のテーマとの関わり

本事業では万博のメインテーマ「いのち輝く未来社会」、とくにサブテーマの一つである「いのちを高める」との関わりは以下の3点が中心である。
1:様々な人が共生する社会の実現による徳島版いのち輝く未来社会(参加する子どもたちが海外のことなどを学び、交流することで自然と差別のない思想を有することになる)
2:子どもたちが探究活動によって自己肯定感を高め、未来を担う子どもたちのいのちを高める
3:阿波おどりと多様な音楽やLEDなどの光を協奏させ、いのちが喜ぶワークショップを創る

SDGsとの関わり

本事業においての取り組みは、以下のSDGs目標に適合した内容となる。
対応する目標:①③④⑧⑨⑪⑫⑯⑰

その中でも今年度重点をおくのは、
① カンボジアの貧困をなくすことを目標にカンボジアのヤシ砂糖を使った商品の開発に取り組む
カンボジアの実情を知る→社会起業家の生き方などを学ぶ→新たな支援の形を考案し、協働で商品開発に取り組む。
④ 今回参加する県内各校に対し質の高いSTEAM教育を展開する
  steAmがノウハウを持っている質が高いSTEAM教育を今年度は参加している県内の各校に対し実施。来年度以降、ホストタウン国(カンボジアなど)に対しても拡大していく
⑫ 両国の特産品を使った商品開発を行う中で、つくる責任つかう責任の重要性を認識させる
 サスティナブルな商品開発を実践的に実施する。高志小学校の児童に対し、四国大学や徳島商業高等学校がサポートし、PL法や容器包装リサイクル法などにも理解を深める活動を実施する。
である。