地球楽園プロジェクト

共創チャレンジ

2023.02.07

個人

チーム名地球楽園プロジェクト
共創メンバーともエル
主な活動地域日本 / 徳島
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 食 / 観光、インバウンド / 地域活性化 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / 防災・減災 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

「食べられる森」を、地球いっぱいにひろげて、「食べられる地球」を育てていくプロジェクトです。

地球に生きるすべての人たち、生き物たちが、安心して幸せに暮らせる「食べられる地球」=「地球楽園」を目指して活動しています。

2021年、「海に浮かぶ食べられる森プロジェクト」をスタート。徳島県の小さな島・出羽島(テバジマ)で、島の耕作放棄地を活用して、「食べられる森」を育てはじめました。

今回のプロジェクトでは、出羽島のモデルを育てながら、同時に徳島県の各地に「食べられる森」を育てていきます。

3年後の大阪・関西万博においては、世界に向けて「食べられる森」を発信し、世界中に「食べられる森」をひろげていく、キッカケにしていきたいと思っています。

未来への宣言

〜「食べられる地球」子どもたちへ〜

想像してみてください。
 
町のあちこちに、フルーツいっぱいの「食べられる森」があって、道ゆく人は自由に食べることができる。木陰で涼むこともできる。ハーブの香り、花の美しさに癒される…
 
私たちは、そんな「食べられる地球」を目指して、活動しています。

気候変動やウィルス、食糧危機など、私たち人類は、私たちのあり方そのものを見直す時に来ています。

「食べられる森」は、肥料も農薬もいらない。草取りも水やりもしなくていい。しごとは収穫するだけになります。また、都会のちょっとしたスペースでも育てることができます。そして、人のためだけでなく、地球環境の安定にも貢献できます。

私たちが受け継いできた地球。はたして、今のままで、これからを生きていく子どもたちに繋いでいけるでしょうか。

地球に生きるすべての人たち、生き物たちが安心して暮らせる「食べられる地球」。みなさまと一緒に育てていけたら嬉しいです。

取組の展開

今後展開したい地域・方法・展開したい地域

出羽島の「食べられる森」を育てながら、それをモデルに、徳島県内の公園や学校、街路樹や空き地、住宅のお庭や共有スペースなどを活用して、「食べられる森」をひろげていきたいと思っています。

・方法

定期的なワークショップを行いながら、参加者とともに、「食べられる森」を育てていきます。参加者の方々はスキルを身につけることができ、また「食べられる森」を中心とするコミュニティや、交流・憩いの場も育てていくことができます。
共創を希望する方々・県や市町村など、行政関係の皆さま

公園や街路樹など、「食べられる森」を育てていくスペースの提供と、活動へのご理解、広報・活動費などのご協力。

・学校、NPO、一般参加の皆さま

ともに「食べられる森」を育てていくうえで、主体的に関わってくださる方々。興味をもっていただける方。

・ライターさん、動画クリエーターさん

情報発信に協力していただける方々。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の1つのアイデアとして、「食べられる森」を提案しています。

「食べられる森」は、食べ物を育てる手法でもあり、ライフスタイルとも言えます。

たくさんの種類の植物、生き物たちが共存、共栄するあり方は、まさしく現代の地球に生きる、人類の目指すべき姿でもあります。

都会の環境において、小さなスペースでも「食べられる森」があることは、都会の快適さ、田舎の心地よさを融合した、「いのち輝く未来社会のデザイン」の1つとして提案、実践しています。

SDGsとの関わり

3. すべての人に健康と福祉を
 
自然とともに暮らすことは、人々の健康に寄与すること、はかりしれません。「食べられる森」を育てること、もしくはその恩恵を受ける機会を人々に提供することは、福祉の面からも大きな効果があります。
 
 
11. 住み続けられるまちづくりを
 
森の木陰にいると、真夏でも、とても心地よくいられることに驚きます。逆に、真夏の都会にいると、アスファルトに焼かれる焼肉になったような気分になります。都会にはオアシスが必要です。それはエアコンに頼った施設でなく、自然の森がもたらしてくれる、心地よくて美しい、そこにいるだけで幸せになれる楽園です。
 
 
13. 気候変動に具体的な対策を
 
「食べられる森」を育てることは、温室効果ガスの削減につながります。また「食べられる森」が育ってくると、人々の食生活も、動物性中心から、フルーツや菜食の比重の高い食生活へとシフトしていき、家畜によるメタンガスの削減にもつながります。「食べられる森」を育てることは、食べ物だけでなく、気候変動にも貢献できる、一石二鳥の対策です。