和妻の世界~水芸~

共創チャレンジ

2023.02.24

法人

チーム名和妻保存会
共創メンバー公益社団法人日本奇術協会
主な活動地域日本 / 東京
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 文化・芸術(アート) / エンターテイメント / 観光、インバウンド / 地域活性化 / 海洋、水 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

博物館、記念館、地域交流館等、地域の文化と、伝統文化をコラボレーションし、体験してもらう。

和妻(わづま)とは

江戸時代から日本独自に発展した伝統手品、マジックの事。

時代によって「外術・幻術・手品・手妻」と呼ばれていた。
明治時代には西洋手品が日本に多く入ってきた事で、
西洋からのものを「洋妻」、日本独自のものを「和妻」と使い分けた。
現在ではそれらを総称して日本の古典奇術を和妻としている。
この「和妻」は平成9年、文化庁より「記録作成などの処置を講ずべき無形文化財」に選択された。
西洋のマジックとは異なり、マジックに日本の文化が融合し、奇術的な不思議さの中に日本独自の美しさや世界感が凝縮された芸能である。

水芸とは

和妻の演目の一つで、絢爛豪華な朱の欄干に太夫が立ち、脇にあやめの花を持つ後見が立ち、扇子、羽子板、刀、湯呑み等、あらゆる箇所から水を出したり移したり不思議な水からくりを表現する。

裃衣装、日本髪、日本舞踊の振りのようなしなやかな動き、またからかい役の後見との滑稽なやりとりなど、芝居仕立てもできる、古典芸能芝居のエンターティメントショーである。

未来への宣言

数百年前から受け継がれてきた日本独自の手品の技、歴史等学び、更に継承し未来の活動へと繋げていける手品師、アーディストを育てるきっかけを創る。また身近なもので不思議ができることで、コミュニケーションツールが使える奇術愛好家を増やしていく。

取組の展開

今後展開したい地域・方法全国各地の和妻に触れたことのない地域
共創を希望する方々古典芸能の和妻の世界を広く世間に広める為に、演技場所を提供してくださる方、また企画として日本文化を取り入れてくださる方、興味のある方。

また各地域の町おこしに取り入れて、町全体の活性化に繋がる自治体など。

また特別なものとして体験できるユニークベニューとなる場所。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

テーマの命、水に因んで、奇術の伝承継承は人の知恵を人へと繋げ、技術の魂(命)をも繋げてきているので、今後も未来へ繋げる意味でピッタリです。
また水は血でもあり、繋がり流れている伝統の技、すなわち[水芸]はまさに水を通して先代の想いを表現し、生きているという生命力をも創造させます。
テーマに沿った表現ができる芸術は、日本を表現するのに一番ふさわしいと考えます。

SDGsとの関わり

4.日本の文化は国の宝で、まず知識を深める事で、グローバルな場所でも自信を持って自国をPRできる。

10.マジックは誰でも参加して体験することができ、世界共通のもの。言葉の壁はいらないコミュニケーションツールである。

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マジックは白い鳩を使い、平和の象徴も伝えている。国境をこえて、世界平和を願っている。

公益社団法人日本奇術協会

和妻保存会担当 和田

wazuma@magic.or.jp