アワガミファクトリー EXPO2025 PR

共創チャレンジ

2023.01.31

法人

チーム名アワガミファクトリー EXPO2025 PR部
共創メンバー中島しげゆき
主な活動地域日本 / 徳島
活動テーマ文化・芸術(アート) / 観光、インバウンド / 地域活性化 / 工芸 / ものづくり、サービス / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

アワガミファクトリーでは、徳島県の地域資源である阿波和紙を核として、ポストコロナに向けた徳島県へのインバウンド誘致活動を行います。アワガミファクトリーに興味を持たれる情報感度の高い海外のアーティストに対して、SNSやホームページ、海外イベントへの出展などで、徳島県と大阪・関西万博(EXPO2025)について情報提供を行います。事業を通じてグループ法人である一般財団法人阿波和紙伝統産業会館へのインバウンド来館者を増やし、地域の人口減少課題に対して関係人口を増やす、SDGs「11.住み続けられるまちづくり」を達成を目的として取り組みます。具体的には2022年度11月24日(木)〜27日(日)にスペイン・ビルバオで開催される国際的なアート紙・版画展覧会である「F.I.G. Bilbao」に出展し、情報感度の高い海外のアーティストに対して、徳島県と大阪・関西万博(EXPO2025)についての情報提供を行いました。情報提供の手段として、出店ブースでの大阪・関西万博(EXPO2025)ポスターを掲示、「とくしまバーチャルパビリオン」への誘導、徳島県観光パンフレット(英語版)の配布などを行いました。

未来への宣言

徳島は、紀伊水道、太平洋に面した豊かな海へ、吉野川、那賀川を代表する41水系497河川の清水、その源流である四国山脈には豊かな自然が残っています。古来から徳島県はその山々、川筋、海で食・文化が発展し、今日に残っています。にしあわの世界農業遺産、祖谷渓、県南地域の室戸阿南海岸国定公園、鳴門市と兵庫県南あわじ市の間の鳴門の渦潮、阿波藍、阿波踊りなど、国内外の都心部の方が日々の生活で感じづらい「ゆとり」「やすらぎ」が、文化として根付いていると考えています。徳島県下の各地域が、より強固に繋がり、デジタル技術やデザイン力を駆使して、グローバルに食・文化・自然の「徳島自慢」を発信することが、徳島の「未来社会」における関係人口の増加、移住促進のために優先的に行う事項だと考えています。また今日の少子高齢化社会においては、未来を担う子供たちにより積極的に投資を行うことが最も重要だと考えています。豊かな食・文化・自然を通じて、子供達がのびのびと成長し、これから世界に起こる様々な課題、中長期的に人口減少になる日本社会において、文部科学省が推進する「生きる力」を身につける教育体制を、徳島県として先進的に推進することを期待しています。徳島県の地域資源である阿波和紙は、水の恵み、山の恵み、またそれらの循環からの恩恵を受け、現在に発展した歴史的背景があります。そして世界に誇る日本の伝統文化に携わる一員として、地域の方々に知ってもらう教育的な活動、SNSやホームページ、海外イベントへの出展など、地域と世界を繋げる企業活動を推進していきます。

きっかけ

アワガミファクトリーは、1300年歴史を持つ地域資源である「阿波和紙」の生産と販売、啓蒙を行う富士製紙企業組合、阿波手漉和紙商工業協同組合、一般財団法人阿波和紙伝統産業会館の3法人のブランド総称です。
「私達は 明日(あす)の文化と 郷土の伝統を 真心で漉(す)き 世界に伝えます」
を経営理念に掲げ、「伝統産業であるからこそ時代に合わせて常に変革していくこと」、「和紙の持つ感性的な要素を世界に伝えること」をミッションとして事業を行っています。
地道な活動の継続により、今では、フランス・パリにあるピカソが通った世界的な画材店「セヌリエ」にアワガミファクトリーの阿波和紙が並んでいるほど、世界中のアーティストに愛されています。
本事業では、当社が世界に誇る伝統工芸である和紙を生産している強みを活かし、スペイン・ビルバオで開催される国際的なアート紙・版画展覧会である「F.I.G. Bilbao」イベントにおいて、情報感度が高い海外アーティストに対して、徳島県及び大阪・関西万博(E X P O2025)の魅力を発信したい。

過去の万博において阿波和紙を出展した歴史資料が吉野川市有形文化財に指定されています。1893年(明治26年)シカゴ万博、1900年(明治33年)パリ万博で、複写紙(雁皮紙・ガンピシ)、和紙を出展し、その高い技術について賞状とメダルを授与されています。また1985年(昭和60年)つくば万博の迎賓館では、藍染和紙が内装装飾として使用されました。
今回「大阪・関西万博」とくしま魅力発信チャレンジ事業にエントリーすることにより、徳島県下で「大阪・関西万博EXPO2025」の機運を高めることに貢献をする共に、徳島県内外の他地域、参加者との交流を持ちながら、ものづくり企業として、万博を通して現代の阿波和紙を世界へ発信していきたい。

取組の展開

今後展開したい地域・方法徳島県内では、チャレンジ事業、県の取り組みを通じて、他市町村で活動される方と連携し展開していきたい。また共創チャレンジに取り組む他府県の方と、ソーシャルメディアなどと通じて連携し展開していきたい。
共創を希望する方々徳島県内、また共創チャレンジに取り組む他府県の方と、取り組みを通じで、共感する方々と繋がっていきたい

大阪・関西万博のテーマとの関わり

私達「阿波和紙」の生産を担うものとして、紙は本来、「情報の記録・保存」、「物を包み保護する」、「液体を拭き取り、かつ吸い取る」三大機能を持ち、自然の植物と水から得ることができる、生活に密着したものでした。和紙については、現代の生活では、生活様式の変化により、生活に密着したものというよりも、生活の中での「ゆとり」や「やすらぎ」に貢献する平和的な価値が増加していると考えています。
万博テーマにおける「いのち輝く未来社会のデザイン」の中で、自然の恵みから生産される和紙について知識を得ることで「いのちを育む」、和紙が現在でも多く使われるアート・芸術の繋がりを担うことで「いのちを高める」、平和的な価値が増加している和紙をより昇華することで「いのちを磨く」、他の産業や技術と融合することで時代に合わせた新しい価値を創造する「いのちを拡げる」ことが、「阿波和紙」と万博テーマとの関わる事業活動であると考えています。

SDGsとの関わり

アワガミファクトリーでは、現在、経営理念と環境理念に基づいた取り組みを行っています。これは当社が行う取り組みがSDGs達成に関連するものと認識しており、SDGs達成にための取り組みの成文化と社内外の公開を予定しています。
具体的には、「12つくる責任つかう責任」、「4質の高い教育をみんなに」、「5ジェンダー平等を実現しよう」、「7エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「8働きがいも経済成長も」、「9産業と技術革新の基盤を作ろう」、「11住み続けられるまちづくりを」、「14海の豊かさを守ろう」、「パートナーシップで目標を達成しよう」を、経営理念と環境理念に置き換えて行動をします。

富士製紙企業組合

担当:中島茂之 Nakashima Shigeyuki

0883-42-2035

nakashima@awagami.or.jp