モリノエビ

共創チャレンジ

2023.02.10

個人

チーム名モリノエビ
共創メンバー若林、松岡、井上、佐藤、しらす、大内、平松
主な活動地域日本
活動テーマ食 / ものづくり、サービス /

私たちの共創チャレンジ

私たちモリノエビは、人口増加に伴う食料問題の解決策の一つとして注目されている昆虫食の可能性を開花させるための取り組みを行なっております。昆虫食の可能性を開花できていない理由は、「昆虫食」と聞いたときに、「昆虫」と「食」が混在してしまうことで昆虫が苦手な人にとって受け入れられないのが現状だと考えます。

この課題に対して、
・モリノエビ(森にいる海老)の絵本→子どもへの教育として
・モリノエビチップス→大人のおつまみとして
という製品を開発しており、解決しようと考えております。
実際、昆虫食の中でもコオロギに注目しているのですが、味は海老の味がします。また、コオロギをパウダー状にして姿形が見えない状態にしています。

昆虫食を食と捉えるのであれば、「食べるおいしさ」から得られた幸せを提供する必要があると考えます。そこで、より自然な形でコオロギをおいしく食べるために、森にいる海老という意味を込めて、モリノエビと呼びおいしさを再定義します。

また、モリノエビは、コオロギ生産をしておらず、モリノエビと言うコンテンツを作ることが主な活動内容です。将来的には、コオロギを生産しているけれど、売れないと言う課題を持つ事業者さん達と共創をして、おいしさを届けると同時に食料問題を解決することを目指しております。

未来への宣言

モリノエビは、おいしいごはんを食べながらサステナブルな世界を実現する。フランス味覚研究所創設者・所長ピュイゼ・メソッド教授によると、おいしいとは、「「おいしい味」というものがあるわけではない。そこには「味わおう」という感性があるだけ。」といわれている。モリノエビの世界観を普及させることで、食料問題の解決策の一つである昆虫食を昆虫嫌いでも食べられるようになると考える。

取組の展開

今後展開したい地域・方法モリノエビチップスを製品化し、試食会を実施します。
また、ガストロノミーを推奨する地域とコラボをして地域とモリノエビを発信できたらと考えております。
共創を希望する方々モリノエビに賛同、ご協力くださる方々、企業・団体、料理研究家など。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

モリノエビは、昆虫が苦手な人でも美味しく昆虫食を食べられるようにするため、食糧難に対する新たな解決の選択肢を提供することを目指している。ですので、「いのちを育む。宇宙・海洋・大地に宿るあらゆる「いのち」のつながりを感じ、共に守り育てる。」という部分につながっていると考える。
モリノエビは、昆虫食を森にいる海老、モリノエビと表現を変えて、受け入れられやすく工夫をしている。そしてまた、モリノエビチップスの製品化を目指し試食会を計画している。これは、「いのちを高める。遊びや学び、スポーツや芸術を通して、生きる喜びや楽しさを感じ、ともにいのちを高めていく共創の場を創出する。」という部分につながっているのではないかと考える。モリノエビという遊びによって、モリノエビの世界観を楽しんでもらうことができ、昆虫食の嫌悪感を軽減し、食糧難の対策になるようにしたいと考える。

SDGsとの関わり

モリノエビは、昆虫が人が苦手な人でも美味しく食べられるようにできると考える。これを実現することによって、FAOが食糧難の対策として昆虫食を推奨する理由である、水や餌の量、温室効果ガスの排出量の観点から持続可能な社会の実現につながると考える。したがって、2の飢餓をゼロにと13の気候変動に具体的な対策をにつながると考える。