ヴァンダイクプリントの芸術作品で命を高める

共創チャレンジ

2021.05.10

法人

チーム名アートオフィスK
共創メンバー藤本和富、若林久未来、吉村直美
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ文化・芸術(アート) / エンターテイメント / こども、子育て、教育、次世代育成 /

私たちの共創チャレンジ

~古典技術と現代技術を融合させたヴァンダイクプリントを通じた共創の場の実現

古典写真の作品は、芸術性には優れるが、高度な熟練技術と時間がかかり、その継承は困難な状況です。
今回の共創チャレンジでは、古典技術と現代技術を融合した手作り芸術写真(Classical photograph®)のヴァンダイクプリントの制作技術を提供することで古典技術の継承を図りたいと考えています。技術の継承に当たっては、質の高い制作技術を提供し、豊かな感性を育むとともに万博のテーマ事業でもある「いのちを高めていく」に呼応して共創の場を創出して情操豊かな人材の育成に貢献したいと考えています。

現在のスマートフォンの写真と違い古典写真プリントは印画紙から手作りで1枚ずつ仕上げます。
この古典写真技法の中でも人気の高いセピア色の「ヴァンダイクプリント」で1枚だけのオリジナル作品を仕上げる感動と充実感を味わえます。

・チャレンジ1 「1日体験で楽しむコース」
・チャレンジ2 「自分の作品を制作コース」
・チャレンジ3 「制作~展覧会での展示コース」

等・作家と共に制作チャレンジをして頂き喜びや楽しさを共有出来ます。

作品のオリジナル性を確保するためClassical photograph®を商標登録済(商願2017-172889)

未来への宣言

手作り芸術写真(Classical photograph®)のヴァンダイクプリントを通じて情操豊かな人材の育成に貢献して行きたい。

また、手作り芸術写真技術を習得し作品として完成出来るまでの共創の場を設けフォローして行きたい。

きっかけ

作家であり、指導者の若林久未来は、古典写真作家として数々の受賞歴、技術提供コラボレーション等があり、その才能は海外からの招聘、個展展示等高く評価されています。
中でも芸術性の高いヴァンダイクプリントは現代技術と古典技術の融合に加えて、日本独特の和紙を印画紙に使うという特殊な手法を確立してきました。これまではその技術の伝承のために、制作活動の傍ら、指導者育成にも注力してきました。

近年、SNS等の普及が進み、写真撮影はデジタル化し、スマートフォンなどで瞬間の感覚を楽しむことが主流となっています。残念ながら、かつて写真の持つていた機能である、記憶や記録という魅力は薄れ、単なる記録、メモのようになっています。
新型コロナの影響もあり、大量生産、大量消費の生活スタイルへの反省に加えて、何かを創作するための方策として、使い捨ての無駄等が見直され、手作りのオリジナリティが評価されてきています。
作家はこれまでも、ヴァンダイクプリントをはじめとした、芸術性の高い古典写真技術を広めるための活動を行ってきましたが、2025年の大阪・関西万博を機会に手作り芸術写真(Classical photograph®)の文化的要素を日本はもとより世界に発信していきたく思い、今回、共創チャレンジに登録をさせて頂くに至りました。

主な受賞招聘展示一部抜粋
・2014年 芦屋写真展 グランプリ受賞

・2018年 韓国陰城郡雪城文化祭招待展示 ・SALON D'AUTOMNE入選展示

・2019年ロシア・エカテリンブルグ ウラル連邦大学招聘個展「VANITAS」

・2021年 現代美術家・森村泰昌氏「M@M第5回企画展・森村泰昌|二重拘束の美学」 技術協力コラボレーション

・2022年ロシア・エカテリンブルグ ウラル連邦大学招聘個展予定 その他受賞・個展・グループ展多数

取組の展開

今後展開したい地域・方法国内を拠点としつつも、コロナ禍が収束すれば、世界に活躍の場を広げて行きたい。

・企業、団体での研修・ワークショップ・講義の機会
・学校での講義・文化情操教育の機会
・子供たちのワークショップの機会
・高齢者施設などでのワークショップの機会
共創を希望する方々・企業、団体
・国内外の美術関係者(ギャラリー等)
・写真芸術家
・写真愛好家
・学校等(文化情操教育関係者)
・子供たちのワークショップ運営者
・高齢者施設などの経営者
・ブライダル・セレモニー運営者

同時に、身近に芸術を取り入れて頂きやすいように、施設・インテリア・ホテル関連会社のご協力を募集します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

テーマ事業「いのちを高める」に呼応して、古典写真技術でも1842年に発明された人気の高いセピア色のヴァンダイクプリント通して、 溢れかえるデジタル写真とは一線を画す古典技術と現代技術の融合共存を活かして質の高い制作技術の提供・豊かな感性を育み伝承していきたいと思います。
そして芸術写真(Classical photograph®)制作で一品一葉の作品つくりから得られる、喜びや楽しさと充実感を提供し、 ともにいのちを高めていく共創の場を創出して行きたいと思います。

SDGsとの関わり

2015年9月にSDGsが国連で採択され、そのゴール4では教育を通して持続可能な開発に必要なスキルとして、文化多様性、文化の持続可能な開発に貢献するとあります。

古典技術と現代技術を融合した手作り芸術写真(Classical photograph®)を指導して共創の場を創出し手作りの良さ・使い捨ての無駄等を見直します。

それにより大阪発女性によるヴァンダイク技法の作品制作を通じて写真芸術を広めて情操豊かな人材の育成に貢献していきたいと考えています。

問い合わせ先

団体名:アートオフィスK

担当者:藤本 和富

メール:art.office.k.fujimoto@gmail.com

電話番号:09083817747