忘れがちながん検診をLINEでお知らせ!「自治体のがん検診通知bot がんじぃ」

共創チャレンジ

2022.12.19

個人

チーム名うぇぽっく(Co-Lab-Gears 2020)
共創メンバー王 語非(立命館大学)/四反田 直樹(京都大学)/大倉 誠之輔(大和大学)/松田 晏青(同志社大学)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) /

私たちの共創チャレンジ

うぇぽっくでは自治体実施のがん検診(対策型検診)をお知らせするLINE bot「がんじぃ」を開発しています。
がんじぃは、友達追加時に生年月日・性別・住民票のある自治体の3つの情報を登録することで、年に2度、その年に受けられるがん検診をお知らせします。
現在は大阪府下の市町村のみに対応していますが、対応範囲の拡大を検討中です。
がんは転移の危険があり、また完治したとしても再発リスクがあるため早期発見・早期受診が非常に重要です。平均寿命が伸びる社会において、シンプルなLINE botでQOL向上を目指します。

未来への宣言

2025年までに大阪府の5がん(肺がん・胃がん・大腸がん・子宮頸がん・乳がん)検診受診率50%の達成することで、
早期発見・早期治療を推進し、がんで生涯不安を抱える人を減らします。

きっかけ

家族ががんに罹患したことをきっかけに、自身のがん検診について考えるようになりました。
女性の場合20代から子宮頸がん検診の受診対象になるなど、本人が受診可能であることに気づいていないことが多いです。
また気づいていたとしてもつい検診日を忘れてしまい、未受診のまま1年が経過してしまうこともあります。
また対策型検診の受診条件は大阪府下でも市町村によって微妙に異なり、分かりにくくなっています。市町村による受診勧奨は広報とはがきで行われており、後者は予算の制限から一部の受診対象者にしか送れていないのが現状です。
そこで自分のためにも、誰もが使っているLINEで、簡単に登録できて、お知らせするサービスを作ろうと思いました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法厚生労働省はがん検診の受診率50%を目標として提示していますが、大阪府の受診率は40%程度と全国でも低い水準にあります。
忘れがちながん検診の通知を通して、2025年までに50%を目指したいです。
また同じ近畿圏の京都府も受診率が低くなっています。現在は大阪府下の自治体のみですが、今後展開していきたいです。
共創を希望する方々広報・運営に協力いただける自治体・病院・学校様 (保護者ががん検診受診対象者のため)
従業員に自治体のがん検診受診を推奨している中小企業様

大阪・関西万博のテーマとの関わり

この共創チャレンジを行うことで、がん検診を受診を促進するためのきっかけづくりとなると考えられます。そして、がん検診に関する情報を受け取った登録者ががん検診を受診しに行くことで、がんの早期発見・早期治療を開始することができます。がん検診はがんの死亡率の低下に寄与しており、これは「いのち輝く未来社会のデザイン」につながるものです。

SDGsとの関わり

この共創チャレンジは、がん検診の受診を促進することであり、がん検診を受けることは健康の回復、あるいは維持につながることが考えられます。また、このLINEbotは幅広い年齢の人を対象としており、「すべての人に健康と福祉を」につながるものです。

このチャレンジの投稿

  • あなたのがん検診をお知らせ!LINE botをリリース!

    自分が自治体で受けられるがん検診の種類、ご存じですか?各種がん検診の対象年齢は市町村によって少しずつ異なります。私たちは生年月日・性別・居住地を登録することで、年2回受診可能ながん検診をお知らせするLINE botを運用しています。この度LINE botの運用が開始しましたのでご報告します。ぜひご登録お願いします!!プレスリリースをこの度出しました!

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