まるごと苺プロジェクト

共創チャレンジ

2022.12.15

法人

チーム名365日のイチゴLabo.
共創メンバー株式会社エキスプレス
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 食 / 文化・芸術(アート) / エンターテイメント / 地域活性化 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / ものづくり、サービス / コミュニティ・まちづくり、住まい / 環境、エネルギー / ロボット、AI / 海外支援・協力、国際交流 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

共創チャレンジでは、コロナ禍以降コミュニケーション不足を感じている全ての人に「イチゴの栽培」を通して、
イチゴのお手入れをしたり、イチゴの葉を食べたり、まるごと苺を体験するメニューで、
五感を活性(働かせたり、刺激したり、養ったり)する実証実験を行っています。

未来への宣言

五感活性メニュー『五感ダイアローグ・メソッド』と『イチゴの葉食』で、イチゴの花言葉 perfect goodness を目指します!

きっかけ

2020年11月15日からグランフロント大阪北館 The lab. みんなで世界一研究所内ブースにイチゴの高設栽培システムを設置しています。

≪365日のイチゴLabo.≫ブースを五感活性実証実験場と位置づけ『五感ダイアローグ・メソッド』と題した、
葉や実の色を見て香りを嗅ぎ触れ、参加者が互いの笑い声を聞き、幸福を味わう、対話型体験をリアル・遠隔操作で実施中です。

また、グループ社・農福連携農場「舞洲フェルム」の協力を得て、これまで廃棄されているイチゴの葉を食べる『イチゴの葉食』を推進中です。
イチゴの葉は、“食べる美容成分”果肉の3倍以上のポリフェノールが含まれ、抗酸化力は20倍!
メラニンの生成を防ぐ美白成分も含まれる。また、抗アレルギー作用も分かってきています。
そればかりではなく…
生産者メリット: 未利用資源の活用は、新たな収入源に!
消費者メリット: イチゴ葉の出荷に向けて、これまでの散布農薬量が減少すれば、イチゴの実もより安心野菜に!
と、“イチゴをまるごと食べる”トライアルは、食品ロスの削減・産業の活性化につながり、SDGsの象徴的存在になります!!

取組の展開

今後展開したい地域・方法≪365日のイチゴLabo.≫を拠点に、施設内でのリアル体験『五感ダイアローグ・メソッド』の開催。
外出が難しい介護施設や病院などとZoomなどでつないで、遠隔操作体験を重ねる実証実験をトライアル中。
今後、キッチンカーのような持ち運べるイチゴ栽培キットで、完熟いちごを届けることにもチャレンジしたいと考えています。
共創を希望する方々これまで食経験のない『イチゴの葉食』の推進のために、産学官民との交流・連携。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

コロナ禍による圧倒的なコミュニケーション不足に伴い、孤独感や感情の消耗が引き起こす認知症、自殺、虐待などの増加が社会問題になり、
行政でも様々な対策が講じられている中、イチゴ栽培を活用してコミュニケーションを促進する取り組みは、CONCEPTとも呼応し、共感・共創・共生が期待できると考えています。

SDGsとの関わり

3.すべての人に健康と福祉 『五感ダイアローグ・メソッド』と『イチゴの葉食』で、心身の健康に寄与。
11.住み続けられるまちづくりを 都市農業の在り方の一つとして、公共的施設でのイチゴ栽培の可能性。
 ≪365日のイチゴLabo≫ブースでは、約1年で1600名以上の来館者に観察日記が描かれ、掲示板にはたくさんのメッセージを頂いています。
また、なによりもリピーターの方の多さに驚いています。
17.パートナーシップで目標を達成しよう 遠隔操作でコミュニケーション。未利用資材の一つ、イチゴの葉の食用化。実現のために様々な出会いを期待しています。

大阪事業本部 関西・大阪万博 企画推進チーム リーダー 高谷厚代

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