「みんなの地球、みんなの健康」に取り組むプラネタリーヘルス

共創チャレンジ

2022.11.21

法人

チーム名日本WHO協会
共創メンバー中村安秀(日本WHO協会理事長)、安田直史(近畿大学・日本WHO協会理事)、小笠原理恵(大阪大学・日本WHO協会理事)、戸田登美子(甲南女子大学)、小松法子(創価大学)、加藤美寿季(大阪国際がんセンター)、木下英樹(日本WHO協会事務局)
主な活動地域日本
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 感染症対策 / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 環境、エネルギー / 防災・減災 / 海外支援・協力、国際交流 /

私たちの共創チャレンジ

世界保健機関(WHO)は2022年の世界保健デー(World Health Day)のテーマを「Our Planet, Our Health(わたしたちの地球、わたしたちの健康)」としました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界の保健医療のあり方を根本から揺るがしました。私たちは、あまりにも性急にヒトの健康だけを追い続けてきたのかもしれません。感染症に国境はありません。今後も、第2、第3のCOVID-19が地球規模で大流行する可能性もあります。79億人の人類を対象とした医療を追求するだけでは十分ではなかったのです。

気候変動をはじめとする地球環境の持続可能性を高め、家畜や野生動物、細菌やウイルス、植物といった地球上の生き物すべての健康に配慮したうえで、ヒトの健康を考えるという新たな挑戦を始めてみませんか?

未来への宣言

地球規模で生きとし生けるものの環境や健康やいのちのことを知り、何が必要かを考え、そして行動してみましょう。ヒトだけでなく、多くの生き物がいきいきと命の営みを紡ぐことのできる地球を次世代に手渡すために。

きっかけ

日本WHO協会は、Planetary Health Alliance(本部:ハーバード大学)に加盟しています。
2022年4月7日に「世界保健デー2022」イベントにおいて、「Our Planet, Our Health」をテーマにパネル・ディスカッションを実施しました。また、関西グローバルヘルスの集い(KGH)オンライン・セミナー第5弾 「わたしたちの地球、わたしたちの健康」として、2022年6月、7月、8月の3回のオンライン・セミナーを実施しました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本だけでなく、アジア、世界各地の方と議論を重ねることで、世界全体に広げていきたいと考えています。
共創を希望する方々日本内外でプラネタリーヘルスについて興味を持っている一般の方々、および、関連する研究や活動をされている専門家や活動家

大阪・関西万博のテーマとの関わり

万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」のために、地球全体の健康について考えるこの活動は必要不可欠です。

SDGsとの関わり

地球全体の健康を考えることで、選択した3つのSDGsの目標が達成できると考えています。

kinoshita@japan-who.or.jp プラネタリーヘルスに関する活動を一緒にやりませんか? セミナーや勉強会などさまざまなご提案をお待ちしています。