湾岸波力発電

共創チャレンジ

2022.11.28

法人

チーム名湾岸波力開発チーム
共創メンバー東(ダ・ビンチ) 木村(グリーンエネルギーLLC) 上原(ダ・ビンチ)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ環境、エネルギー / 地域活性化 / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

私たちは穏やかな波の持つエネルギーを使った環境にやさしい発電を目指しています。

日本周辺の波エネルギーの総平均量は約3600万kwといわれています。これは日本の総発電量の1/3にあたり、波力発電は近年大きな注目を集めています。しかし、湾岸部で打ち寄せる波の高さは20cmから50cmと小さく、現状ではエネルギーの回収が困難です。

「てこの原理」を使って波の力を増幅し、今まで利用できなかった小さな波のエネルギーが利用可能になる発電を目指します。

未来への宣言

自然エネルギーの中でも比較的安定した波のエネルギーから環境にやさしいベースロード電力の生産を目指します。

きっかけ

私たちはこれまで「自然との共生」を目的とし、環境にやさしいエネルギー利用の実現を目標にこれまで研究を行ってきました。

主に熱に関する技術開発を私たちは行っており、これまであまり利用されていなかった排熱を利用したロータリー熱エンジンの開発に成功しました。このロータリー熱エンジンに搭載されているタービンは低圧の圧縮空気でも作動します。

そこで、波力により生成した低圧の圧縮空気に対してもエネルギーを取り出すことができるという着想に至りました。さらに、これまで利用されていなかった小さな波のエネルギーにおいても「てこの原理」を用いて増幅し、圧縮空気を生成することで発電ができると考えました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法大阪湾、瀬戸内海、東京湾、伊勢湾などの湾岸地域の防波堤を利用して、地方自治体との連携により地産地消のご当地電力としての普及を目指す。
共創を希望する方々エアシリンダーの製造会社、大型機械装置メーカー、発電事業が主体となる企業、地方自治体など

大阪・関西万博のテーマとの関わり

グリーン万博では次世代のグリーン発電やCO2削減技術などの展示が予定されており、開催地も四方を海に囲まれた夢洲です。その環境を利用した波力発電はグリーンエネルギーであり、テーマとマッチした技術と考えています。

SDGsとの関わり

自然エネルギーの利用によるグリーン電力の供給と地球温暖化抑制に寄与すると考えたため。

お問い合わせ:株式会社ダ・ビンチ 担当:東 

Mail:   info@davinci-mode.co.jp