リサイクル可能素材を用いた屋外広告リサイクル事業

共創チャレンジ

2023.12.11

法人

チーム名チーム「エコクラシー」
共創メンバーTOPPAN株式会社 友永、長峰、太田、鳥羽
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

リサイクル(再生プラ製品やウッドデッキ材など)が可能な「ecocracy(エコクラシー)」の製品特徴を活かし、SDGsの達成に貢献する万博を会期前、会期中、会期後において認知してもらう活動を展開します。具体的には、大型広告やイベント等で使用した本素材を使った装飾物を、万博に向けた関西での各種再開発や、学校や防災・福祉等の施設で、プラスチックを含んだ異なる製品として再利用する事で、環境負荷軽減と環境改善意識向上に取組みます。

未来への宣言

本リサイクル事業活動を通して、利用者への「持続可能な資源利用への転換」と「良好な都市環境の次世代への継承」への理解促進や、子供たちへ、プラゴミに対する問題意識の醸成、循環型社会形成の重要性の学びとして、次世代環境教育の一助として活用し、循環型社会の実現を目指します。

きっかけ

環境省の発表によると、ゴミ埋立地の寿命は、全国平均であと20年程。また、土地の確保、周辺住民の理解、環境への影響から、新しくゴミ埋立地を建設することは非常に困難な状況です。このような背景にも関わらず、現状の装飾や広告の布素材はPVC(塩化ビニル)を含む複合素材の為、リサイクル出来ずほとんどが埋立廃棄されています。プラスチックのリサイクルは、廃プラスチックの回収率の低さ、リサイクル製品の質の低さ、価格インセンティブの欠如などの要因により、その潜在力を活かすには程遠い状態です。このような状況の中、従来埋立廃棄となっていた素材を再資源化する取組みが急務と考え、万博開催前、期間中、終了後における取組みを通じて、関西圏における生活者への啓蒙・理解浸透を図り、プラスチックのリサイクル市場を振興し、循環型社会の形成を図ります。

取組の展開

今後展開したい地域・方法リサイクル製品の用途として、博覧会会場や博覧会終了後の関西での再開発での利用や、学校や防災・福祉等の施設での利用により、利用者への「持続可能な資源利用への転換」と「良好な都市環境の次世代への継承」への理解促進や、子供たちへ、廃プラに対する問題意識の醸成、循環型社会形成の重要性の学びとして、次世代環境教育の一助としての活用を期待しております。
共創を希望する方々1)回収~リペレット化する工程について対応いただける事業者の方
2)リペレット化からプラスチックを含む別の製品に変える技術や、積極的に取組みご希望される事業者の方
3)再製品化された製品を購入~設置協力いただける企業・団体
※特に3)についての共創を期待しております

大阪・関西万博のテーマとの関わり

2025年の大阪・関西万博がフォーカスする3つの“Lives”のためのアクションとして、今回の共創チャレンジの達成により、SDGsの開発目標へ取り組みます。

SDGsとの関わり

廃プラスチックによる汚染に対する人々の関心が高まっている中、今まで実現できなかった布製の広告素材をリサイクルし、象徴的に「形」として次世代に残すことが循環型社会の実現となります。また、その取り組みを広く知らしめることにより、再プラ製品化のブランド化にも繋がり、再生プラスチック市場の振興に繋がっていくものと考えております。

■リサイクルの流れ(再製品は一例です)

 

■この共創チャレンジに関するお問い合わせ先■

TOPPAN株式会社 西日本事業本部 友永浩文

電子メール:hirofumi.tomonaga@toppan.co.jp