ファッションのSDGsを実現する「Earth Wear」プロジェクト

共創チャレンジ

2021.04.19

法人

チーム名TEAM EARTH WEAR
共創メンバー【伊藤忠商事株式会社】
脊板道雄、下田祥朗、香川穣、鎌形勇輝、市川海渡、宮次励來、井上尚太、丹羽悠介、大橋和史、手嶋伸大朗、岡本卓、山本直樹

【伊藤忠ファッションシステム株式会社】
菊川浩明、山下徹也、半田英彦、井上雅也、小太刀賢輔、河合秀彰
主な活動地域日本
活動テーマ文化・芸術(アート) / エンターテイメント / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / ものづくり、サービス / 生活用品、ファッション / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / 人権 /

私たちの共創チャレンジ

「共に創り、共に拡げていく」というチャレンジ精神を「EARTH WEAR」というビジョンワードに宿らせ、繊維産業は元より、協働を意にする他業界や生活者を巻き込み、ファッションの抱える課題解決に向け社会・経済の両軸で回していく活動を推進します。
伊藤忠グループによる、繊維から繊維へのリサイクルを行う「RENUプロジェクト」、海洋マイクロプラスチック問題の解決方法を探る「Less Micro Plasticプロジェクト」等と連動しながら、産業基盤の継続的改善と未来価値視点のエコシステムの構築を目指し、社会実装に向け大きな“ウネリ”を創り出していきます。

未来への宣言

ファッションがクリーンで人々を豊かにする存在であり続けるためには、企業が責任を果たすことに加え、生活者の貢献が不可欠です。本チャレンジでは「環境負荷の低いものを選択し適正量に抑える」という消費基準へのプライオリティシフトの実現を目指します。
また結果として持続可能な産業基盤の確立、国内繊維産業の競争力の向上、海の豊かさの保全など、複数のベネフィットを生み出すシンボルとなることを目指します。

きっかけ

グローバルに事業展開する伊藤忠グループは、地球環境問題を経営の最重要課題の一つとして捉え、環境マネジメントシステムの継続的改善を図り、事業のライフサイクルを通じた環境負荷の低減と、事業活動を通じた持続可能な社会の実現に貢献してきました。
繊維産業の川上から川下まで、バリューチェーン全体に浸透するネットワーク基盤やファッション業界の知見を活かし、社会・生活者・企業の「三方よし」を実現したいと考えています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法①世界4大ファッション・ウィークと並ぶTOKYO FASHION WEEKでの業界・メディアへの発信
②百貨店や商業施設など生活者の集まるオフラインでの発信
③SNSや動画サイトなど消費者との関係性を構築するアーンドメディアでのオンライン発信
④二次流通販路連携によるサーキュラーモデル確立
⑤廃棄・回収スキームの確立
共創を希望する方々①ファッション関連団体との連携ならびに日本を代表するファッション関連以外の企業の協賛参加
②有力小売企業や地方自治体のご協力
③有識者やイノベーター、デザイナーとの連動
④フリマアプリ企業との連動
⑤リサイクルスキームを有する国内外の団体
等々、ぜひご相談させて頂きたく思います。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

着る人を魅力づけ楽しくさせるはずのファッションの現況は、一方で大量廃棄、農薬・水・CO2排出、レイバー問題など、様々な闇を抱えているという状態です。この状況下、ファッションをよりクリーンなものに再定義する起点となるのが大阪・関西万博であると捉えました。
2025年が本チャレンジのゴールではありません。私たちは万博テーマと呼応することにより「Project EARTH WEAR」の理念を社会に浸透させ、万博のソフトレガシーとして、本チャレンジを持続可能な繊維産業エコシステムの実現に繋げていきます。

SDGsとの関わり

つくる側とつかう側が同じ理念により結ばれることで、お互いの責任を認識し、持続可能な社会の構築に貢献できると考えます。
私たちは、服から服へのリサイクル、海洋プラスチックごみを減らすこと・再利用すること等により、CO2削減や地球温暖化の防止、海の豊かさを守ることに貢献してまいります。

問い合わせ先:

伊藤忠商事 関西開発調査室

osayh-bunkakai@itochu.co.jp