水槽から再生したガラスで新しいものづくりに一緒にチャレンジしませんか?

共創チャレンジ

2023.08.02

法人

チーム名ジェックス株式会社 サーキュラーガラスチーム
共創メンバー伊藤優、岡浩一、串田哲康、清原麻奈、山崎皓也
主な活動地域日本
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / 文化・芸術(アート) / 地域活性化 / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / 工芸 / ものづくり、サービス / 生活用品、ファッション / コミュニティ・まちづくり、住まい / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

私たちは、アクアリウム用品やガラス水槽などを製造、販売しているメーカーです。
お客様の手元にお届けする前に輸送途中で割れたり、傷がついてしまった水槽は再生が難しいため、廃棄物として処理されます。
またパッケージの小さな凹みや傷、印刷の擦れなどによる返品もあり、多くの水槽が本来の用途を果たせずに捨てられています。
多くの人のバトンをつないで生まれた水槽を、ただ捨てるのではなく、新しいものに生まれ変わらせることができないか。
私たちは国内水槽の約7割を生産するメーカーとして、割れた水槽がただ廃棄物として処理されるのではなく、
水槽から生まれた再生ガラス素材を使った新しいアイデアで、循環される未来を創りたいと考えています。

未来への宣言

水槽NO.1メーカーとして、豊かでやすらぎのある社会の実現を目指し、いつまでも長く消費者に愛される水槽を提供。リサイクルされずに廃棄される水槽を無くし、持続可能な価値を創造します。

きっかけ

「このやさしさを人と社会へ」のスローガンのもと、生きものと暮らすことで得られる「癒し」や「やすらぎ」、「心の成長」、「楽しみ」を一人でも多くのお客様にお届けする為に日々尽力しています。
少しでも飼い主とペットが長く快適な時間を過ごしてほしい。
そのためには私たちは「生きものについて理解を深めること」や「その生息環境や暮らしを考えること」が大切だと考えています。
ペットとの絆を深め、人と社会、地球環境との共生を目指す一環として、2021年から社内でSDGsプロジェクトがスタートしました。
その中で私たちのチームは「ガラスの資源循環」に着目し、SDGsサーキュラーガラスプロジェクトとして活動を進めています。
割れた水槽の再利用を試みるうちに、様々な課題や問題が見えてきました。
・ガラスの違いによって求められる高度な成型技術
・ガラスを再生する際に不純物となる、水槽枠のプラスチックやシリコンの除去
・次の目標である、飼い主のもとから不要になった水槽を回収する仕組み
・回収した水槽に付着しているコケや汚れの洗浄
まだまだ私たち一つの企業では解決できない課題が多いのが現状です。
この共創チャレンジに賛同いただける方々とともに、再生ガラスの可能性を広げるようなアイデアを実現させ、
将来的には長年愛用して寿命を迎えた水槽が形を変えて手元に戻ってくるような循環型の未来を創りたいです。

取組の展開

今後展開したい地域・方法地域:日本全域
方法:共創いただいた方々と共に、水槽から回収したガラスを使った商品づくりに取り組んでいきます。
共創を希望する方々・板ガラスを溶かし、商品作成をしていただける工房様
・板ガラスを活用した商品デザインの提案をしていただけるアーティスト様
・ガラスを使った企画、アイデアをお持ちの方
・リサイクルガラス素材を扱う企業様
またこの活動に興味を持たれた方はどなたでもお声がけいただければと思います。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

ペットを飼育することは生態系を考えることに繋がります。
自然界に存在するさまざまないのちの共通性と相違性を認識しなければ、ペットも人も共生した関係性を築くことができません。
少しでも飼い主とペットが長く快適な時間を過ごせる未来のために、
ペット用品メーカーとして、限りある資源を無駄にせず、持続可能な価値を創造します。
いきものへの共感を育み、また多様な文化や考えを尊重しあうことによって、ともにこの世界を生きていく。という
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会の実現」に少しでも貢献することができればと思っています。

SDGsとの関わり

12:つくる責任・つかう責任
水槽No.1メーカーとして流通段階で破損してしまい、本来の用途として使用することの出来なかった水槽を捨てるのではなく、
新たなガラス製品へと生まれ変わらせるサーキュラーガラスシステムを構築します。

15:陸の豊かさも守ろう
お客様に愛されるガラス水槽をお客様のお手元に末永くお届けするために、
限りある資源を持続的に、今ある資源を最大限に活用します。

17:パートナーシップで目標を達成しよう
業界を超えたコラボレーション、新たな発想力で、資源再活用の輪を広げていきます。

ジェックス株式会社 調達先募集エントリーフォーム
https://www.gex-fp.co.jp/development/partners.html

担当者:伊藤
yuu-i@gex-fp.co.jp