プラスチックについてかんがえよう

共創チャレンジ

2022.09.29

法人

チーム名環境チャレンジネットワーク大阪
共創メンバー谷 美也子、曽谷 紀子、泉 厚子、水藻 英子、いずみ みく
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ海洋、水 / 環境、エネルギー / 人権 / こども、子育て、教育、次世代育成 /

私たちの共創チャレンジ

 世界的な海洋プラスチック問題の解決に向けて、不必要なワンウェイのプラスチックの排出抑制や分別回収の徹底などの"プラスチックとの賢い付き合い方"を考えるセミナーやイベントを展開いたします。
 講義とワークショップをセットで行うことで自分事として考える機会を提供します。例えば、たまねぎ染のエコバック作りのワークショップでは、染色液につけている間に以下のような説明を行います。
 ①いつもなら、捨ててしまう玉ねぎの皮(障がい者施設より買い取り) で布バックの染色液を作る説明
 ②ごみの旅路、ごみの捨て方と処理方法(焼却場のビデオ、ペットボトルの再生工程など)
 ③プラスチックによる海洋汚染状況とその対応策
 ④私たちにできること(マイバックを持とう)→小さなレジ袋1枚でペットボトルのふた1杯分の石油を削減できる!
わたしたちが生活していくうえでとても便利に使われているプラスチックについて、“賢い付き合い方”を考える機会を提供します。

未来への宣言

プラスチックフリーな生活の実現を目指します。

きっかけ

〇わたしたちは、「プラスチックスマート」に「たまねぎ染めのエコバックを作りながら、海洋プラスチックごみ問題を学ぶ」の取り組みを登録し、活動してきました。
〇14年に及ぶ「高齢者・障がい者環境出前授業」の中で最も高評価をいただいているセミナーで2018年には、「令和元年度 地球温暖化活動環境大臣表彰」を受賞いたしました。
〇大阪府下の小学校においても地域を流れる二級河川の水質調査や生き物調べなどの授業を展開して、延べ14校の子どもたちと学習してきました。
〇今年度は、和泉市の要請により、30分で完了する講座として「槇尾川の水の透視度を測定する」講座を実施し、川の水が海洋に及ぼす影響度を市民の皆さんと一緒に学びました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法今決定しているところでは、「すいたクールアースウィーク」の活動の一環として、高槻市立総合市民交流センターとクレオ大阪東 「SDGsフェスタ」においても「たまねぎ染めのエコバックを作りながら、海洋プラスチックごみ問題を学ぶ」の取り組みを実施します。
さらにB.ゴマフアザラシをキャラクターとした絵本を製作(YouTubeにて公開予定)
1、海洋汚染に特化したセミナーを聞いたのち、8ページのイラストを提示します。
2、受講者が8枚の中から、好きなイラストを選択して文章を考えます
3、受講者各自が、担当したページの文章を読み上げ、8ページ分を1冊の絵本として完成させます。(受講者全員の発表の後、YouTube動画と比較して確認します。)
4、後日、A3サイズの用紙に8ページ分を配置印刷された用紙を折り方でA6サイズの絵本タグにして各人に提供します。

これまで、大阪府の「環境保全活動補助金」を活用して主に大阪府内の市民を対象として展開してきましたが、他の補助金等を活用して、近畿全域に展開していきたいと思います。
共創を希望する方々自治体、小学校等教育機関など

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。「いのち輝く」社会には健康や環境は重要な要素であると考えています。世界は海でつながっているともいわれていますので、海洋問題の一つであるプラスチックについて考えることで、自分たちの行動が世界に影響を与えることを意識づける活動としたいです。

SDGsとの関わり

4.質の高い教育をみんなに・・・環境省に登録された環境カウンセラーが市民を対象に最新の科学的知見に基づく信頼性の高い情報提供と具体的な行動を紹介いたします。
8.働きがいも経済成長も・・・たまねぎ染では、染色液を作るたまねぎの皮を障がい者施設が営むカット野菜の工場から、良品の皮だけを選別していただき購入しています。安価ですが、買い取りすることで、自分たちの働きが対価に代わることを実感していただきます。また、イベント当日には、知的障がい者の方にスタッフとして活動していただき社会参加の場の提供を行います。
14.海の豊かさを守ろう・・・プラスチックごみが及ぼす海洋汚染について学び、自分たちができる行動で、海の資源を守る行動について考えます。

お問い合わせ先

 大阪環境環境カウンセラー協会 ℡:06-4391-0600 mail:info@osaka-eca.org