未来社会の安全・安心を影で支える「私が、わたしで、ある証」

共創チャレンジ

2022.09.16

法人

チーム名チーム・アスカード
共創メンバーTeamExpo2025 チーム・アスカード構成メンバー
総指揮・責任者 : 株式会社マグネット 代表取締役 西田 一幾
広報・相談役  : 株式会社マグネット 役員    村田 憲一
技術監修・実証 : 株式会社マグネット 技術顧問  沖田 雅也
企画運営・調整 : 株式会社マグネット 企画営業  石住 和久
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ安全・防犯、セキュリティ / 感染症対策 / エンターテイメント / ものづくり、サービス / ダイバーシティ、インクルーシブ / DX(デジタルトランスフォーメーション) /

私たちの共創チャレンジ

私たちチーム・アスカードが取り組む共創チャレンジは、
セキュリティの啓もう活動と新たな認証システムの構築と普及によって、安全・安心な社会づくりに貢献することです。

そのために2つのアクションを実施します。
 1つ目は、企業の利益や個人の権利を守るためセキュリティに関する啓もう活動を推進致します。
 2つ目は、パートナー企業様と新たな認証システムを構築致します。

1つ目についてより具体的には、
セキュリティについての事例や対策などを調べると、カタカナ用語・略語が多くて読む気にならないとのご意見をよく伺います。
だからセキュリティが身近に感じられないし、任せるしかないとのマインドとなってしまい、誰でも簡単にできる身の回りのセキュリティでさえ見落としがち、あるいは知ろうとしないという悪循環となっています。
未だにパスワードだけ後から送る対策(PPAP)も散見されることから明らかです。※現在、公共機関は推奨していません。
 → 同じポストに入るのだから、盗聴(分かり易く例えると)されているなら、メールを分けることに自体にあまり意味はありません。
こういった事例や対策の分かり易いコラムを自社ホームページ上で展開(希望者にはメール配信)するなどの啓もう活動を推進致します。

2つ目については、同じ課題を共有できる共創パートナーと共に新たな認証システムの構築を目指します。
これまでのセキュリティは、セキュリティサービスの運用者(会社など)が、運用者の資産を守るために加入あるいは設置を行っていましたが、新たな認証システムでは運用者だけでなく、運用者の下でセキュリティサービスを使用あるいは享受する側(社員やメンバーなど)の権利や財産も守ることが可能な構成となります。
これは、私たちのアスカード(指紋認証機能内蔵非接触ICカード)の特性でもある「本人しか使うことができない」ことによります。
この作用により、運用者側視点では「使用者本人以外が不正に利用することを防ぐ」と同時に、使用者側視点では「他人に成りすまされて本人の権利を侵害されることもない」または「自分自身が不正利用を疑われることがない」という効果を実現します。
これまでの相談事例では、IDカードの貸し借りを問題視されている無人のセルフエステなどの案件がありました。

未来への宣言

私たちは、より安全・安心なパスワードレス社会の実現のため、セキュリティの啓蒙活動と新しい認証スタイルの構築と普及に取り組んで参ります。

きっかけ

近年セキュリティにおいて、情報の漏洩や不正利用などのトラブルは増加の一途を辿っています。
我々もはそんなセキュリティ対策業界で、指紋認証技術にイニシアチブを持つアスカードの企画開発を行っています。2021年、大阪産業局の実証実験プログラムに参加し、大阪府の補助金を得てATC(アジア太平洋トレードセンター)でアスカードと入退室管理ソリューションの実証実験を行った際、テスターの方からこんなお声を頂きました。

「アイデア次第でなんにでも使えそうやな」

その言葉は嬉しい反面、アスカードの企画においても私たちが最も頭を悩ませていたことでした。アスカードは従来の指紋認証デバイスをカードサイズに収めた言わば「持ち歩く認証デバイス」です。登録者本人しか起動できない特性であり建物などの既存の設備に依存しない認証システムであることから、ごく簡単に「本人であること」の証明手段(2要素認証)とすることが可能です。しかしその幅広い応用範囲ゆえに、逆に何に応用すべきか、どんなシステムを企画すればよいか、何から着手すべきか、そのためのパートナーはどうするのかなど、私たちの悩みの種は尽きませんでした。

その中で色々な企業様や行政担当者様などにご相談をさせて頂きながら、他人に開けられない金庫やシングルサインオンなどのシステムをこれまでパートナー企業様との協力で実現して参りました。また、セキュリティでがちがちの私たちの硬い頭では思いつかないような「もっとユニークな使い方」を、産学連携のプロジェクト(現在コロナで休止中)で探求しております。その折には、「学生証(ICカードで出欠)の貸し借りでの代返を疑われた」などの苦い経験談もお聞きしたりしました。その時は笑い話でしたが、このエピソードは実は怖い教訓を含んでいます。

私たちは大阪西区の中小企業から生まれたスタートアップ企業ですが、日常起こり得る様々な社会問題の解決に向け、パートナー企業様と共に取り組んでおります。この度は、いのち輝く未来社会の実現に向けて「いのちが輝く」ための「安全・安心」を担保すべく「TEAM EXPO2025/共創チャレンジ」への参加を決意しました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法現在、大阪・東京を中心に協業パートナー様の開拓に力を入れております。
今後は、地方創生やデジタル田園都市構想などで注目の集まる地方都市へと重点を移して参ります。

セキュリティの啓もう活動については、メインはやはりホームページ上でのコラムの掲載になりますが、地方訪問の際はリーフレットなどを作成してお配りする方法を考えています。またホームページも単に記載するだけでなく、検索エンジンに掛かり易い対策(SEO)を施して参ります。新規システムの構築に関しては現在プランニング中の段階ですが、協業し得る企業・団体様は随時お話をさせて頂いております。また技術の応用範囲も拡大しております。例えば、「不正させない、私だけの年間パスポート」などという企画もあります。
共創を希望する方々<共有したいイメージ>
チーム名でもある製品名のUS Card-アスカードには、
「US(私たちの)」「明日(あす)」を守りたいという技術者たちの誇りと想いが込められています。

また、キーフレーズである「私が、わたしで、ある証」には、
不正を誰からも疑われることもなく、悪意から自分自身で自分を守るという意思が込められています。

<協創を希望する方々>
・ 上記の共有したいイメージに共感頂ける各企業・団体様
・ セキュリティに関する啓もう活動に広報協力頂ける報道各社様
・ セキュリティに関する実態調査を支援して頂ける企業様
・ セキュリティに関するデータや事例を提供頂ける企業・団体様
・ アスカードにご興味を頂ける各企業・団体様
・ アスカードの応用にアイデアをお持ちの各企業・団体様
・ アスカードを用いたシステム開発を企図する各企業・団体様
・ 新システムの開発に資金提供を検討頂ける各企業・団体様

大阪・関西万博のテーマとの関わり

いのち輝く未来社会のデザイン。
「いのち」が「輝く」ためには、その根底となる社会基盤がそこに住まう人や企業にとって「安全」「安心」でなくてはなりません。私たちだけでなくセキュリティ業界のすべての関係者は、日夜全ての人や企業の安全・安心を願ってやみません。しかしどんなソフトウェアやハードウェアで守ろうとしても守れない場合があります。

例えば、「うっかり落としました」をどうやって守れるのでしょうか?

もちろんセキュリティとしては、落としても被害を最小限にする仕組みで皆様を守ります。でも全て無かったことにできるわけではありません。実は、大事なことは落とさないように「紐をつけて首から下げましょう」だったり、ごく単純な一見お堅いセキュリティからほど遠い「誰にでもできる」ことが多いのです。

私たちは、「小難しい」とか「面倒だ」とか普段敬遠されがちな裏方の仕事ではありますが、皆様の大切な「なにか」を守る存在として誇りを持っております。この大阪・関西万博に向けて私たちが関わろうとしたきっかけも正に先程の例のような「自分の身は自分で守るという意識改革」を訴えかけていこうと考えたからです。
それはこれまでの「セキュリティ会社がやるから大丈夫」から、「みんなで創る安心・安全」へのパラダイムシフトを目指すことです。そうでなければ、現在の高度化した犯罪には対応できないというのは、未だにオレオレ詐欺がなくならないのを見ても分かります。

そういった思いから、私たちは「大阪・関西万博」と「TEAM EXPO 2025/共創チャレンジ」に関わることで、より身近な「共創する安全・安心」を提唱して参ります。

SDGsとの関わり

16:平和と公正を全ての人に
これはセキュリティに関わるものとして、行動の根幹となる指針です。
私たちは、不正のない安全・安心な社会づくりに貢献して参ります。

17:パートナーシップで目標を達成しよう
これは私たちの運営方針と合致しており、現在も多くの協業パートナーに支えて頂いております。
この「TEAM EXPO2025/共創チャレンジ」でも多くのパートナー企業・団体様との共創を楽しみにお待ちしております。また「共創する安全・安心」のスローガンでは、共創チャレンジに関わりを持つすべての方々がパートナーという意識を持って啓もう活動を行います。

お問い合わせ先

「TEAM EXPO2025/共創チャレンジ」 チーム・アスカード

企画運営・調整 株式会社マグネット 石住

代)06-6541-6150