聴覚障碍者と共に楽しむ舞台制作チャレンジ

共創チャレンジ

2022.09.06

法人

チーム名一般社団法人夙川座
共創メンバー夙川座
主な活動地域日本 / 兵庫
活動テーマ文化・芸術(アート) / 人権 / 音楽 /

私たちの共創チャレンジ

障碍を持つ人、持たない人すべてが同じ空間を共有し、同じ舞台を観ることにより、みんなが同じ感動を分かち合いたい。
そのために、聴覚障碍者と共に楽しむ上方ミュージカルの制作・公演にチャレンジする。

未来への宣言

誰もが共に楽しめる舞台を提供することで、聴覚障碍者がもっと楽しめるイベントが普通にありふれている社会になるようにしたい。

きっかけ

NHK教育テレビで手話役者の存在を知り単純に手話が美しいと感じました。
手話を取り入れることで、今まで集客できていなかったお客様を呼び込めるのではないかと思い一度やってみようと2年前にチャレンジしました。その時のアンケートに、ご自身は健常者で娘さんが聾者のお母さまから「今回は娘が幼くて一緒に来れませんでしたが、娘が理解できるほどに成長したら必ず一緒に見に来ます」とのことでした。それを見て私たちは継続することの大切さを痛感し何としても手話役者入りの楽しい公演を未来の為に作り続けたいと思いました。
今回は3回目になります。

取組の展開

今後展開したい地域・方法手話役者を入れた上方ミュージカルだけでなく、知的障碍・身体障碍のある役者たちと全国各地でミュージカルを制作、上演したい。
そのために、行政や諸機関と緊密に連携を取りつつ、上演の場を広げていきたい。
また、今ある障碍者の劇団とも台本制作などで協力しつつ、共に舞台の輪を創っていきたい。
共創を希望する方々公演ができるホールをお持ちの方
興味をもってみてくださる観覧者を提供できる団体様
知的、身体に障碍があっても、生活の質を高めたいと考えている福祉関係者の方々

大阪・関西万博のテーマとの関わり

この公演を通して手話を言語としている人々の存在を知り、より多くの方が繋がり、楽しみ、助け合うことのできる社会になることでそれぞれの立ち位置で出来ることからいのちを輝かせましょう。 また、たとえ身体に障碍があっても、芝居体験を通して生活の質を向上させられることを身をもって理解し、周囲にも生きる希望を与えましょう。

SDGsとの関わり

③イベントに出かけることで外出の機会が増え、健康につながる。また、精神的にも豊かになり健康になる。
⑩健常者が当たり前に与えられている様々な観劇・イベントの機会を聴覚障碍者にも広げ、不平等を無くす。
⑰普段接することの無い手話を目の当たりにすることで手話言語の美しさや表現の豊かさに気づくことができ、それにより自身の人生にも幅が出来る。

一般社団法人夙川座 担当者:浅川文恵

shukugawaza@gmail.com