公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2022.08.25
法人
組織の壁を越えて対話し、新しい目的やそれを実現するために、それぞれが動かせるアセットを動かしながらその実現に取り組んでいく自律した社会人である「インタープレナー」。そのような「インタープレナー」が主役となり様々な業界の枠を超える対話を実現する場を生み出すこと、また、新しい時代に相応しい価値創造のスタンダードとして、日本国内のみならずグローバルに発信・展開していくことにチャレンジします。「インタープレナー」の対話を通じて日本の産業を活性化し、次世代を生きる子どもたちの未来が輝くことに貢献します。
実現すべき未来をともに創る 人類発展の武器である『共により良い未来を想像する力』をもとに、社会起点・生活者起点で新しい価値創造のプロジェクトを構想し、共感する仲間とともにそれらのプロジェクトを具現化し、相互成長するエコシステムとして社会に実装していくことで新産業を共創し、実現すべき未来を創っていきます。
本共創チームでは2019年7月の「新産業共創スタジオ」のローンチ以降、アカデミアの知見とプロジェクトでの実践を通じて開発した「新産業共創プロセス」をベースに社会起点の目的とそれを実現するためのエコシステム(新産業)の共創に取り組んできました。様々な社会の単位において課題を解決し、「より良い未来」を実現していくためには、これまでの個社単位の経営最適化のパラダイムを超え、セクターを超えた対話をベースに、共感する目的および、目的を実現するための繋がったソリューション(エコシステム、新産業)の仮説を共創し、それを構築していく活動(プロジェクト)が求められています。 その活動の中心となるのは、「インタープレナー」。多様な社会の単位が求める目的の実現に向けて活躍していく存在、新しい時代のイノベーション・モデルにおける主役となる存在として、日本のみならずグローバルの有識者からも注目されているコンセプトです。 これまでも共創チームでは、目的志向で越境して行動する多様なインタープレナーをコミュニティ化し、インタープレナー同士の「対話」を繰り返すことによって、数多くの新産業共創プロジェクトの組成を行ってきました。令和3年度には「越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」(経済産業省関東経済産業局)を推進し、その事業報告において「インタープレナーを中核とする新産業共創エコシステムの整備に向けた政策提言」を実施しています。また、グローバルの有識者を交えたTopos Conference(座長:野中郁次郎先生)においても「インタープレナーを中核とした新産業共創エコシステム」のコンセプトは、新しい時代の価値創造プロセスとして研究すべきものとしてグローバルの有識者からも高く評価されています。2025年の万博に向けて、国内およびグローバルでの研究会の活動等を通じて、「インタープレナーを中核とした新産業共創エコシステム」を新しいイノベーション・モデルとして確立・展開していく予定です。
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」は、セクターを超えた「インタープレナー」同士の対話をベースに、共感する目的および、目的を実現するための繋がったソリューション(エコシステム、新産業)の仮説を共創し、それを構築していく活動(プロジェクト)を推進していくことで実現されていくものと考えています。「インタープレナーを中核とした新産業共創エコシステム」を構築することで、世界中の「インタープレナー」同士の対話を喚起・促進し、そのテーマの実現に貢献できるものと考えています。
「新産業の共創」は、一人ひとりの・社会の・地球のWell-being(幸せ)があらゆる産業の目的となる未来の社会において、既存の構造を超えて新たな繋がり「エコシステム」を構築していくことを意味しています。既存の構造における様々な障害・壁によって活動を制限されてきた社会人達が、「インタープレナー」として覚醒し、目的志向で繋り、自在に共創を行っていく仕組みにより「8:働きがいも経済成長も」「9:産業と技術革新の基盤」を実現していくことは本チャレンジのミッションそのものです。そして、それは多様な主体との共感でつながる「17:パートナーシップ」によって実現していくものと考えています。
<お問い合わせ>
SUNDRED株式会社
担当:吉田 美里
連絡先:sundred@sundred.co.jp
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