都市のヒートアイランドを緩和し、大気中のCO2をArt作品で吸収貯蔵 地球温暖化防止と芸術の融合 Green Art Cycle

共創チャレンジ

2022.08.18

法人

チーム名Green Art Cycle
共創メンバー鈴田峠農園 鈴なり伝道師 當麻謙二
主な活動地域日本 / 長崎
活動テーマ観光、インバウンド / 地域活性化 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

「パッションフルーツの移動式緑化」を普及し、地球温暖化防止に貢献します。

①ヒートアイランド緩和 
特許取得「パッションフルーツの移動式緑化」は広い木陰が出来るシェード型緑化を短期間で形成します。シェード型緑化に取付ける国際特許取得「IoT緑化冷却システム」は気化熱で冷気の気流を作り、街を涼しくし都市のヒートアイランドを緩和します。

②大気中のCO2を吸収貯蔵 
秋以降不要になるパッションフルーツの枝葉は大気中のCO2を吸収し大きく成長、枝葉でセルロースナノファイバーを製造し絵画やブランド品を作成、CO2の長期貯蔵となります。
セルロースナノファイバーは、鋼鉄の5倍の強度があり重量は1/5、自動車のボディーや全固体電池などを製造することが出来ます。パッションフルーツの茎は他の蔓植物比べ腐れにくく乾燥保存が可能、繊維が固く長いのでセルロースナノファイバー製造に向いていると考えられます。

③市民参加型の地球温暖化防止事業 
商業施設などにパッションフルーツのシェード型緑化を設置し、市民の皆さん向けにパッションフルーツの育て方教室を開催、パッションフルーツは高級フルーツでもあることから、多くの方がご家庭で育てたり、職場で育てる企業が増えると考えられます。
秋以降不要となる枝葉を市民の皆様から回収し、セルロースナノファイバーを製造、絵画などArt作品を作成することで、市民参加型の地球温暖化防止事業を実現します。

未来への宣言

地球温暖化は世界的な課題であり『2050年人類滅亡』を予測する専門家も少なくありません。

緑化は大気を冷やし、大気中のCO2を吸収する自然原理があります。
この自然原理を活かすことが、地球温暖化防止に効果的な解決方法の一つと考えています。
実際に、中東では大規模な植林が進められ、その効果も表れているとのことです。

大規模な植林は巨大な費用と土地が必要となります。
パッションフルーツのシェード型緑化であれば、費用も少なく済み、駅前広場や歩道などの都市空間で育てたり、学校や職場、自宅の壁や庭で育てることが出来ます。

未来へ向けて、アイデアを出し合って、自然原理を活かすことが大事と考えます。

きっかけ

  2014年 パッションフルーツの移動式緑化特許取得
  2017年 国土交通省『緑で都市を冷やします。実証試験』選定
  2018年 環境省 国立環境研究所 気候変動適応ビジネスに認定
  2020年 シェード型緑化用架台意匠権取得
  2020年 IoT緑化冷却システム国際特許取得(三菱電機と共同開発)

取組の展開

今後展開したい地域・方法大阪、東京をはじめ、日本全国、世界各地に展開したいと考えています。

植物はCO2を吸収し大きく成長、出来る木陰は大気を冷やします。この自然原理をIoT/AIなどのテクノロジーで最大限に引出し地球温暖化防止を実現します。
共創を希望する方々地球温暖化防止は巨大な課題であり、業種や国を超えた連携や共創が必要です。
多くの方々と共創を希望します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマに深く関わっていると考えています。

SDGsとの関わり

気候変動がもっとも重要な課題であると思っています。

パッションフルーツは地球温暖化防止の救世主

パッションフルーツの移動式緑化

短期間で広い木陰が出来るシェード型緑化に成長

1年間に2回、鈴なりの実が成ります。赤くなれば収穫です。
また、全く身を成らせないことも可能です。

耐え難い猛暑を涼しくする IoT緑化冷却システム

IoTセンサーが暑さをキャッチしたら、枝葉にミストシャワー
気化熱が発生し、冷気が作られ、頭上から降りてきます。
すると、そよ風が吹き出します。これは『木陰で冷やされた空気は日向で温められた空気に向かって移動する自然原理から。
この様な冷却システムを街の点在させると、冷気の気流で街が涼しくなります。

 

地球温暖化防止と芸術の融合 Green Art Cycle

夏の間、パッションフルーツは大気中のCO2を吸収し大きく成長。都市のヒートアイランドを緩和します。

秋以降、パッションフルーツの枝葉は不要。枝葉でセルロースナノファイバーを製造しCO2を固定します。

CO2を固定したセルロースナノファイバーで、絵画などArt作品やブランド品を製造することで大気中CO2を長期貯蔵します。

鋼鉄の5倍の強度があり重量は1/5のセルロースナノファイバーは、電気自動車や空飛ぶ自動車のボディーを作ることが出来ます。また、全固体電池も開発されています。

パッションフルーツの枝は、他の蔓植物と比べ腐りにくく乾燥保存が可能。繊維は固く長い為、セルロースナノファイバー製造に向いている植物と考えられます。

さらに温暖地域では1年を通じて収穫出来る為、猛暑の大気を木陰で冷やし、大気中のCO2を吸収貯蔵。

パッションフルーツのセルロースナノファイバーは地球温暖化を救う資源になります。

社名     鈴田峠農園有限会社

・担当部署  パッション事業部

・担当者名  當麻 謙二

・連絡先    0957-48-5523  suzuta@lime.ocn.ne.jp