徳島の生産者・伝統文化がつくる豊かな未来

共創チャレンジ

2022.08.15

法人

チーム名Ma Cuisine プラス2
共創メンバー池尻綾介
我妻 充
小林由佳
武田國宏
JOEL BAXTER
主な活動地域日本 / 東京
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 食 / 地域活性化 / 農業、林業、水産業 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

Ma Cuisineは東京西麻布にあるフランス料理店です。ミシュランTOKYO2022ビブグルマン・グリーンスター掲載店となっています。Ma cuisineプラス2の構成はレストラン、フリーエディター(東京在住:広報・発信担当)、そして、徳島県在住の元公立学校校長、徳島県上板町英語指導主事の5名で構成したグループです。私たちは山海の幸豊かな徳島県を中心に全国各地を紐解く発信を通じて、豊かな食の未来を育みます。徳島県内を中心に全国各地の生産者インタビューや食材紹介をはじめ、徳島県産食材を中心に使用したフランス料理で彩を添えたSNSを定期的に発信します。国内外の多くの方に読んでいただけるように多言語(日本語・英語)を用い、徳島県内・日本各地の魅力を拡散します。また、これらを1枚の写真ポスターにして東京・神奈川・奈良・兵庫・徳島の学校(小学校・中学校・高等学校・大学)で公開展示をします。さらに、エシカル消費の普及、食育の重要性の発信を目的に徳島県鳴門市、神奈川県内の学校で徳島県産食材を使用したライブキッチンを実施します。

未来への宣言

・豊かな食文化・エシカル消費の普及をとおして「いのち輝く未来社会」を提案します
・「食べることは生きること」豊かに食べるとはどのようなことかを提案します
・自然環境、地域風土に調和した食材をつくりだす、生産者様を積極的に応援します
・食材、料理ができるまでの背景を発信し、「いのちをいただく」ことの意義を発信します

きっかけ

私達4名は令和元年に徳島県上板町立高志小学校が文部科学省指定の「社会的課題に対応した学校給食活用事業」の実践に際して、地産地消の推進、食品ロス削減、SDGsの推進に協働して取り組んだメンバーです。令和元年私たちの実践は日本政府から認められ、高志小学校は第3回日本政府SDGsアワード、パートナーシップ賞をいただきました。その後も、Ma Cuisineと小林は毎年、徳島県内の学校を訪問し、ライブキッチンの実施、食を通したエシカル消費の重要性、食育の推進をしています。今回6月に私達はMa cuisineプラス2というチームを構成し、徳島県政策創造部万博推進課が実施する「大阪・関西万博」魅力発信チャレンジ事業に応募し、徳島県万博推進課から本チャレンジ事業の実践に採択されました。
 Ma Cuisineは開店当初より日本各地の生産者さんを訪問し、生産者さんの願いを丁寧に聞き、背景の見える食材を使用した料理を提供しています。その中で、特に徳島県の生産者の食材(野菜・豚肉・魚)を積極的に使用し提供しています。同時に店内は徳島の伝統文化である大谷焼の皿・器を使用したり、藍染のコックコート、タペストリーを展示したりしています。今回のチーム結成は徳島県の農産品・伝統文化を中心に発信し、豊かな食の未来をつくりたいという願いで産まれました。徳島県内、関東エリアの学校教育現場(小・中・高校・大学)とMa Cuisineをマッチングさせ、教育現場で徳島県産食材を中心にしてエシカル消費・食育の重要性を普及促進させるために、地産地消、食品ロス削減をテーマにライブキッチン、食育の授業を展開します。自分たちが口にする料理・食材の背景を理解することにより、豊かな自然がもたらすめぐみ(食材)、生産者、調理をする人に感謝の気持ちが生まれます。「いのいちをいただく」ことを理解した子どもたちの食習慣、ライフスタイルが変容します。万博を通して、これらの実践を全国・世界に発信したいと考えます。

取組の展開

今後展開したい地域・方法・SNSを通じて日本国内、世界の多数の人に徳島、全国の生産者様の声、食の重要性、エシカル消費のよさを発信します。
・東京・神奈川・奈良・兵庫県内の小学校、中学校、高等学校、大学において写真ポスター展を実施します。
・徳島県鳴門市、神奈川県内学校においてフランス料理のライブキッチンの実施、食育の授業を行います。
共創を希望する方々日本国内の学校教育関係者、学校給食センター関係者
食品ロス削減、地産地消に積極的に取り組む企業および団体
自然環境、地域の風土を生かした食材を提供している全国の生産者様

大阪・関西万博のテーマとの関わり

食は「いのち」をつくる、心豊かな日々の生活をつくる根幹です。自然環境を最大限に生かした生産者様がつくる食材は豊かな地球環境の保全、持続可能な食の提供に大きく貢献すると考えます。背景の見える食材・料理を口にした人が味わう幸福感は特別だと考えます。エシカル消費の普及により大量生産、大量消費・大量廃棄のライフスタイルの変容を食からスタートしたいと考えます。

SDGsとの関わり

・豊かな食文化の普及は、すべての人々の健康と福祉を増進します。
・食育、エシカル消費の重要性を学校教育を通して発信することは、心身の健康、豊かな心を育む質の高い教育の実践につながります。
・エシカル消費の普及は生産者、消費者の双方にとって、環境・社会・経済が調和した持続可能な消費につながります。消費からサステナブルな社会をつくる事に貢献します。

Ma Cuisine ℡番号 03-6455-4426    e-mail   ryosuke.ike@gmail.com

事務局               e-mail  wittyhagane123@gmail.com