公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2022.08.05
法人
移住定住施策といえば、地域おこし協力隊プログラムが有名ですが、その定着率は全国平均で50%程度と、高い成果に繋がっていません。 その背景にあるのは「移住前提の長期プログラム(3年)」であること。地域の人々との関係性も生まれていない中で、そのまちでの暮らしや与えられた仕事が、本当に自分にあっているかもわからないままで、経済的な支援のみの移住を進めてしまうことに課題があると考えています。 私たちがすすめている「遊ぶ広報」という取組では、来訪者にリモートワークのついでにまちの広報をしていただき、まちの人たちの温かさや地域の暮らしに触れていきます。また、まちの広報担当という役割が、その後の滞在においても地域の人たちとの交流を促し、繋がりが生まれていきます。それによって単に「知らないまちに滞在する」のではなく、「地域の暮らしの中で過ごす」というプチ移住体験となるのです。またその体験は、参加者個人のSNSを通して、参加者とセンスが近い人たちに共感できる言葉として届き、SNS上に蓄積されていきます。 人は人を通して、まちを好きになります。そして、好きになるから、再来訪や移住をしていくのだと思います。遊ぶ広報は、そんな「地域と来訪者の関係性」を創出していく取組です。 「地域と来訪者の架け橋」をコンセプトに活動する私たちは、「遊ぶ広報」を通して、相思相愛の移住・関係人口創出を実現できるのでは?と考え、移住検討にワンクッションをおく機会を提供したいと思っています。
私たちは、人と人との素敵な出逢い(つながり)を創造し、「世界中の人たちを友だちにしたい」と考えており、国境・文化・民族・宗教・言葉、すべての価値観の壁を越え、世界中の人たちが多様性を認め合える世界を創り上げたいと思っています。 それこそが人の創造性を高め、人のアイデンティティを守る礎(心のインフラ)になる、と信じているからです。 旅という非日常体験の中には、人を仲良くさせる「◯◯」が多く存在しています。 だから私たちは、旅という特別な機会をキッカケとし、そこに生まれる人と人との出逢いを最新のテクノロジーと、人の機微を捉えたデザインの力で最大化していきます。
コロナ禍は、人々のライフスタイルに変化をもたらし、「ワーケーション」という新たな需要をうみました。元々、外国人旅行者にトモダチのようにガイドをする、「トモダチガイド」をしていた私たちにとって、コロナ禍により外国人旅行者との交流が少なくなってしまったのは、非常につらいものでした。ですが、今までゲストと一緒に旅をしていた地域が、ワーケーション先として選ばれている状況下で、「地域と来訪者の架け橋」として活動する私たちは、ワーケーション事業でも私たちが目指す世界を実現できるのではないかと気づきました。
私たちの企業理念にある「旅を通じて、世界中の人と友達に」に近いものがあると思っています。大阪・関西万博を通して、多様な人、企業、団体等のみなさまと、いのちを見つめ、未来について、共に考えることができると思っています。
地方の人口減少に伴い、都市部への一極集中化が加速していると思います。さらに加速すると、今までつむがれてきた文化や伝統、暮らしが失われていきます。 遊ぶ広報を通して、来訪者と地域をつなぐ架け橋として「暮らしにつなぐ」ことで、関係人口を増やし、地域・自治体・移住者の3者の良好なつながりをサポートします。
株式会社ジャパンクリエイトグループ /
▷お問い合わせ先担当 :佐倉田 アドレス:takuya.sakurada@huber.co.jp電話 :0467-80-2744
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