これからの健康を家族で考えるために、一家に一つ「医療用家系図(ジニードロー)」

共創チャレンジ

2022.08.04

法人

チーム名未来のために医療用家系図で人類をつなぐチーム
共創メンバー坂上博俊(プラクス株式会社 代表取締役)
林和敬(プラクス株式会社)
冨永貴史(プラクス株式会社)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 働き方改革、健康経営、ワークライフバランス / DX(デジタルトランスフォーメーション) /

私たちの共創チャレンジ

「ジニードロー」は、血縁関係者・家族の健康情報を管理できる「医療用家系図」です。
形式に家系図を用いることで自らのルーツと共に健康情報を先代から自身、そして未来の子供たちへと繋げ、蓄積・活用することができるサービスとなっております。
プラクス株式会社は「医療用家系図ジニードロー」を通して、遺伝医療への正しい教育や普及を支援する取り組みを行い、遺伝医療が身近な社会を実現します。

未来への宣言

1億人を一つの医療用家系図で繋ぎ、現在から未来まで活かせる遺伝医療情報基盤を構築します。

きっかけ

医療家系図ジニードローは近畿大学と兵庫医科大学にて共同研究開発された研究成果物です。医学部・生命科学科・情報学科が協力してプロトタイプの作成が行われました。
プロトタイプとして多くの医療機関にて試験運用され、その知見をもとに近畿大学発ベンチャー企業であるプラクス株式会社が製品化を行いました。
現在までに大阪を含む全国30を超える医療機関での導入をいただいております。また大阪市の「大阪トップランナー育成事業」への認定、大阪府の「大阪起業家グローイングアップ」ビジネスプランコンテストでの評価もいただいております。

取組の展開

今後展開したい地域・方法関東地方の遺伝外来・がん相談室などを持つ医療機関。遺伝疾患に悩む患者様、患者家族会。遺伝疾患に興味はあれど具体的行動につながらない方への情報発信や講習会などでの情報提供。
共創を希望する方々医療機関(がん診療連携拠点病院などの遺伝診療を行う機関)
医療従事者
研究機関(遺伝カウンセリング関連・ゲノムコホート関連)
医療情報を取り扱う事業会社(電子カルテ、薬歴、遺伝子検査等)
遺伝疾患患者会・家族の会関係者
家族での健康管理・共有に興味のある方ならどなたでも

大阪・関西万博のテーマとの関わり

人は父親と母親から半分ずつ遺伝子をもらって生まれてきます。親から子へ、子から孫へ。笑った時の目じりや眉毛といった身体的特徴もですが、内部的な特徴もです。遺伝を知り、正しく次世代へとつなげることは、自分まで何千年と受け継いできた「いのち」を輝かせることだと思います。

SDGsとの関わり

【3】我々人類は両親から半分ずつを受け継いで生まれてきます。それは生まれながらにして持っている情報であり、これから生を受ける新生児にはもちろん、我々も、これから子供を持ちたいと考える家族にも必要なものです。それを適切に管理・運用できる仕組みを作ることで、すべての人に健康を届けたいからです。

【17】医療現場では人手が足りていません。医師の長時間労働も問題視されている中で、医師以外の医療関係者及び医療関係者以外のIT企業などがパートナーシップを構築することで、役割を分担し、負担を分担できれば、それぞれの強みをより生かすことができ、よりよい社会の実現が見込めると思います。

お問い合わせ先:support@pracs.co.jp

担当者:プラクス株式会社 代表取締役 坂上(さかうえ)