排せつ物から水をつくり、緑化社会でヒートアイランド対策と感染症に役立てていくビオトープトイレ

共創チャレンジ

2022.07.15

法人

チーム名排せつ物から水を創るエコシステム
共創メンバーヤスオ
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 感染症対策 / 環境、エネルギー / 防災・減災 /

私たちの共創チャレンジ

エコまる技術を活用した“自己完結型水循環型トイレ・ビオトープトイレ”により、生活排水も含めた大規模な排泄・排水を土壌層内部で処理分解ろ過し環境に適した水に戻します。土壌は、芝・花などの植栽をして雨水も濾過します。この濾過された水を、人口川や池で循環させ、生物や昆虫などが生まれる自然の緑化社会を作っていきます。
また、世界で起こっている下痢・赤痢の発生源は、トイレや生活の排水をそのまま川や池などに流すことが原因と言われ死亡につながっています。その循環をエコまるに変えることで、排せつ物だけでなく生活排水を土壌層で浄化させ水を循環させることができれば、下痢・赤痢の感染症に少しでも役立てると考えています。
排せつ物の80%は水分ですが、その中のアンモニア、尿素、その他の雑菌を土壌菌と植物の濾材層でろ過し環境に適応した水を創りだします。そして、嫌気性微生物と好気性微生物で固形物を完全に分解いたします。このように土壌・濾材層で排せつ物を処理する技術がエコまる技術です。

未来への宣言

あらゆる排せつ物(食物残渣・家庭ごみ・排せつ物(人・動物))を浄化させながら、その排せつ物から循環させる水を創るエコシステムで世界の感染症STOP、水問題に貢献いたします。

きっかけ

昭和50年代後半、浄化槽の3次処理、無放流土壌湿潤システムとして松本聰鳥取大学教授(現、東京大学名誉教授、日本土壌協会会長)が、事業化を開始し高知県四万十川流域をはじめ四国及び各地域に片桐氏の多段式土壌処理法の開発により四万十川方式の土壌式が確立される。
その後、環境省東北事務所の依頼により平成28年山岳トイレ「濾材式」が確立する。アンモニア・CODを低減するオリゴ糖バーク濾材を開発して、平成29年経産省ものづくり基盤技術高度認定技術を受ける。(特定研究開発等計画認定番号東北1707008)
2022年5月には、山中湖村梁尻公園の設置を皮切りに富士山5合目など各地に展開し実績のある技術です。

取組の展開

今後展開したい地域・方法排せつ物から水を創るエコシステムを利用するためには、適した土壌があるのか等確認が必要ですが各地域のパートナーと連携して世界各地でシステムを活用できるような組織化ができればいいなと考えております。
共創を希望する方々私たちは、排せつ物から水を創るエコシステムに賛同いただき規定に従っていただければ個人でも、会社・団体でも、共創チャレンジチームにご参加いただけます。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

いのち輝く未来社会のデザインは、排せつ物に含まれた水の循環、水のリサイクルです。 排せつ物から水を創りだすエコまるシステムは未来社会のデザインになります。

SDGsとの関わり

ビルゲイツが、貧困な社会で生活子供たちを救うために大切なことは何かと考えたところ、感染症に大きな影響を持っているトイレの改善のため2億ドルを投資し、子供たちに役立てるトイレを開発中です。
それは、トイレ環境が向上すると文化も同じく変わると言われております。トイレ文化を改めることで、環境が改善されて健康な社会に変われば貧困からも救われます。
高齢者・障がい者の方々には、トイレは大切な問題です。課題を解決できるのは当社技術です。

一人の微力を共創にしてチャレンジしたい。と、考えております。

世界の子供たちの感染症STOPに少しでも役立てることができるエコシステムです。

連絡先 株式会社エコまるオリーブ技研

電話 : 06-6498-2544

携帯 : 090-1893-8525

mail add:arai@gpcompany.co.jp

ご連絡、問い合わせ、お待ちしております。

よろしくお願いいたします。