廃棄衣料を蘇らせる「commpost」

共創チャレンジ

2021.02.04

法人

チーム名commpost
共創メンバー特定非営利活動法人 暮らしづくりネットワーク北芝/株式会社河島製作所/株式会社URテラス/株式会社アーバンリサーチ
主な活動地域日本

私たちの共創チャレンジ

「commpost(コンポスト)」は廃棄衣料をアップサイクルして生み出されるサステイナブル・マテリアルブランドです。 廃棄衣料を原料とした商品開発と、生産過程において障害のある方の雇用創出を目指す、新たな取り組みです。

未来への宣言

多様なパートナーシップの実現により、アパレル業界全体の廃棄衣料の削減、ひいては地球環境負荷の軽減に貢献します。同時に、障害者をはじめとする就労困難者や地域住民との協働を目指します。

取組の展開

今後展開したい地域・方法今後は、パートナーシップの輪をさらに拡げ、日本における商品展開を軸に一部アジア・ヨーロッパ圏への進出も視野に入れております。
共創を希望する方々取り組みに共感をしてくださる企業・団体様

大阪・関西万博のテーマとの関わり

廃棄衣料をアップサイクルし蘇らせる 「commpost」の取り組みの輪が拡がることは、アパレル業界全体の廃棄衣料削減と地球環境負荷の軽減につながるものと考えています。また、様々な人が働き、生活できる世界であるために障害者のインクルージョンの実現も目標に据えています。それらを実現することは、SDGs達成の先の、よりよい未来社会への実現の大切な一歩であると考えています。

SDGsとの関わり

・障害者をはじめとした就労困難者雇用の創出(8)
障害者や働きづらさを抱えた人々に就労の機会を提供することを通じて社会参加を促していくことを目指しています。持続可能な経済成長の実現のため、包摂的で働きがいのある仕事づくりを行っています。
・衣料、古繊維をアップサイクルし、持続的に活用できる革新基盤を構築(9)
パートナーシップで共同開発を行い、研究から商品化を実現することで廃棄衣料や古繊維をアップサイクルしやすい基盤を構築しています。素材開発を行うことで、安定的な基盤を目指します。
・持続可能な生産と消費パターンの構築(12)
「売れなくなった商品を廃棄しない」 という弊社、「使わなくなった製品を捨てない」という消費者の行動から始まる、しくみです。

■活動地域
日本 /全国

■現在の活動・事業概要
衣料品のアップサイクルは、異なる素材(品質)が混合しているため、素材分別が容易ではありませんが、株式会社アーバンリサーチが自社の廃棄衣料の課題解決を目指す中で、廃棄繊維を色で分けて付加価値のある素材にリサイクルする研究を行う「Colour Recycle Network (カラーリサイクルネットワーク)」との協業が実現し、新素材・新製品を開発しました。
「commpost」は障害者のインクルージョンの実現も目標に据えています。そのため、2018年の立ち上げ当初より、大阪・箕面のNPO法人「暮らしづくりネットワーク北芝」では、商品の生産過程において、障害者をはじめとする就労困難者や地域住民との協働を実現させています。さらに、2020年より株式会社アーバンリサーチの子会社であり障害者雇用の促進を目指す「株式会社URテラス」も生産過程を担う新たなパートナーとして加わっています。そのほか、大阪府東大阪の「河島製作所」ではプラスチック製品の高い製造技術を生かし、共にものづくりを行なっています。
多くの生産拠点からなる「commpost」商品は、株式会社アーバンリサーチの店舗を中心に全国展開しており、2019年には大阪府箕面市のふるさと納税返礼品にも採用され、地元の方から愛されるプロダクトとなっています。

 

 

■ この共創チャレンジに関するお問合せ先 ■

電話番号:03-5749-2090

電子メール:info-sustainability@urban-research.com

株式会社アーバンリサーチ サステイナビリティ推進課 〔担当者: 川瀬 / 柳堀 〕