100歳まで元気に歩けるカラダ作りと再生可能な固定材料の提案

共創チャレンジ

2022.07.08

法人

チーム名大阪医療スポーツ
共創メンバー大阪府柔道整復師会医療スポーツ専門学校 学生 教職員
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / スポーツ / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

私達は、次世代を担う学生達と共に、SDGs達成に向けて以下の活動に取り組みます。
①健康寿命を延ばす機能訓練活動の周知、指導
②再生可能で何度でも使える柔道整復師伝統の固定術の普及、実践
柔道整復師は誰でもどこでも安全に医療を受けることが出来る国民皆保険制度の一躍を担い、日々、地域の健康づくりのお手伝いをしています。
介護分野では機能訓練指導員として活動し、安全な運動指導を展開、個人個人の身体能力に合わせた運動処方と認知症予防を目的とした認知課題の処方を行っています。
また、柔道整復師のケガの治療に対する「伝統的な固定術」では、従来は使い捨てとなるテーピングやギブスを巻軸包帯や厚紙や綿花、クラーメル副子(骨折や脱臼した部分の関節などを固定する器材)などの再生可能な素材への置き換えが可能です。
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、次世代の柔道整復師と共に健康づくりに寄与できる活動を目指します。

未来への宣言

私ども学校の運営母体は職能団体である(公社)大阪府柔道整復師会です。3年制でも国家試験受験資格を得ることが可能ですが、さらなる高みを目指し柔道整復師がどのような場所においても、誰でもどこでも安全に医療を受けることが出来る国民皆保険制度の一躍を担っている誇りを持ちながら、高い倫理観と技術力、知識を兼ね備える人材育成を行い、日本に限らず世界においても地域の健康づくりのお手伝が出来るような人材を育成し続けます。100歳までみんなが自分の足で健康に歩けるカラダ作りを支えつつ、研究活動も行いながら新たなエビデンスとして継承できる活動を創出します。

きっかけ

これまでも地域貢献活動として、健康教室や体操教室、認知課題と運動処方、エクササイズを組み合わせた、コグニサイズを提供する体操教室を学生と共に進めてきました。 また、持続可能な社会の実現にために、ケガの固定や予防に使用する材料を安価かつ信頼できる再生可能な素材に置き換える活動にも取り組んでいます。
今回の共創チャレンジへの登録をきっかけに、その取り組みを共有して世界の注目が集まる万博において発信していきたいと考えます。

取組の展開

今後展開したい地域・方法大阪市西区で現在活動中ですが、大阪市西区を拠点とするフィットネスクラブやトレーニングセンター、コミュニティーセンター等への出張体操教室や、健康経営に取り組む企業、団体様への健康教室の開催をし、さらには行政の皆様方、商業施設様に再生可能な固定材料の存在を広く知っていただくための啓蒙活動を行います。また、万博会場でもこれらの活動を展開していきたいです。そして、同じ想いをお持ちの共創チャレンジや共創パートナーの方々と共に、これらの活動を日本全国に普及していきたいと考えています。
共創を希望する方々厚生労働大臣が認定するフィットネスクラブ・疾病予防運動施設・医療機関型施設・健保組合の施設・公共の施設、市が運営するスポーツセンターやフィットネスクラブ、コミュニティーセンターなどの皆さん。健康経営に取り組む企業・団体の皆さん。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、自分たちの得意分野である運動器の健康づくりの活動をいきいき健康教室という内容で展開しています。また、SDGsの目標を達成できるような固定材料の普及も学生と共に考えてきました。このテーマに我々の方向性は、今回の万博テーマと合致していると考えています。

SDGsとの関わり

いつでもだれでも安心して受けられる国民皆保険制度の一躍を柔道整復師も担っていること。
どのように資源のロスを減らすことができるか。
柔道整復師が使用する固定材料や応急処置に使う材料は厚紙や綿花、繰り返し何度も使用可能なクラーメル副子(骨折や脱臼した部分の関節などを固定する器材)などであることから選択。

担当:杉本・猪口

info@osaka-jyusei.ac.jp