「紙」ではできなかった事を「紙」で達成し,プラスチックゴミを減らそう

共創チャレンジ

2022.05.18

法人

チーム名MWU/Sawaken
共創メンバー武庫川女子大学生活環境学科 高分子材料学研究室(澤渡千枝・日置理惠・老家初果)の3名
主な活動地域日本 / 兵庫
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / 生物多様性、自然環境、生物 / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

「海洋のプラスチックゴミをなくす(SDG’s の No.17,14.1 )」に関連し, 微生物が産生するセルロース(森林の木材を使用しない)を用いて,プラスチックに代わる新素材(化石資源を使用しない)を創ることにより,持続可能な社会に貢献します。

未来への宣言

自然から生まれて自然に還る新しい素材を創生提案し,衣類や生活素材のほか,未だ用途開発されていない分野にも広げることで,生産者の「つくる責任」,消費者の「つかう責任」を醸成するとともに産業や技術の革新に貢献したいと願っています。

きっかけ

大気中の二酸化炭素の増加や,化石資源の枯渇などの問題に対して,古くて新しいセルロース素材の再開発に着目しました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法過去に着手した,「着るナタデココ」の研究成果を基礎にして,微生物が産生するセルロースの感触や性質を改良していきます.改良にあたっては可能な限り化学薬品を使用せず,環境に配慮して取り組みます.衣類として身につけるものや生活雑貨などの試作もおこなう予定です.発信は兵庫県西宮市ですが,日本全国への展開ができれば素晴らしいです.
共創を希望する方々学内や他大学民間グループを問わず共創可能なメンバーを募りたい.活動テーマに興味と関心を示し知恵を出し合えることを望みます.まずは関西地区で共創メンバーを募りたいです.

大阪・関西万博のテーマとの関わり

バイオマテリアルによる人と環境に優しい新素材を創生することで, 持続可能な社会の構築に寄与できます.私たちの暮らす地中環境を豊かに維持することで「いのち輝く未来社会のデザイン」「いのちをつなぐ」基盤作りに貢献します.

SDGsとの関わり

プラスチックに代わるエコマテリアルを創生提案し用途開発することで,海洋ゴミの削減だけでなく,生産者生活者のつくる責任つかう責任を醸成するとともに産業・技術革新に貢献できると考えています.

武庫川女子大学生活環境学科 高分子材料研究室 sawatari@mukogawa-u.ac.jp