焼却処理されていたインキをリユースしてCO2の削減を目指すチャレンジ

共創チャレンジ

2022.06.08

法人

チーム名サステナブルブラックインク推進チーム
共創メンバーナカプー カツピー
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマものづくり、サービス / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 /

私たちの共創チャレンジ

印刷会社様で使わずに倉庫に保管しているインク(以下「不動インク」とする)は、長期の保管により使用できなくなることがあります。不動インクは産業廃棄物として処理され、大量のCO2を排出します。不動インクを回収・再利用(リユース)することで、廃棄されるインクを原料とした「サステナブルブラックインク」を製造し、産業廃棄物およびCO2排出削減に貢献するチャレンジです。

未来への宣言

「サステナブルブラックインク」を使用することによりインク1トンあたりCO2排出量が約2.17トン削減できると見込まれ、インクを繰り返し使用することによりインクの廃棄ゼロを目指すことができます。
世界規模で環境問題への対応が課題とされる環境下において、産業廃棄物となる不動インクをリサイクルすることで持続可能社会に貢献することを目指します。

きっかけ

印刷関連のマーケットがシュリンクする中、印刷会社様にとって環境にやさしい印刷物を消費者に提供することで差別化を図れるインクの開発を目指しました。現在、世界規模でSDGsへの取り組みが強化、加速していることもあり、弊社の技術力で貢献できることはないかと考え、「サステナブルブラックインク」の開発に至りました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法主に日本国内で展開を視野に入れており、取り組みに興味を持たれた方の参画も可能です。

このチャレンジを、展示会への出展や、自社ホームページ内での発信で一般消費者も含めて広く認知していただけるようにしたいです。
共創を希望する方々弊社の取り組みに共感し、目標達成に向けともに歩んでいけるクライアント様または印刷会社様の参画を希望します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

ともに取り組んでいただける企業様ありきのチャレンジになります。ともにチャレンジしていくことでより力強い活動になると考えております。(いのちに力を与える)

産業廃棄物となる不動インクを回収、リユースすることで、インク製造の原料となる石油由来資源の使用削減につながり、天然資源の持続可能な管理および効率的な利用が達成できます。また、産業廃棄物を減らし、CO2削減に寄与することにより、地球環境の改善に貢献できます。
以上のことにより、次の世代の方たちへ安定した地球環境をつないでいくことが可能と考えます。(いのちをつなぐ)

SDGsとの関わり

・不動インクをリユースすることで石油由来資源の使用を削減できます。(12.2及び12.5)
・不動インクを回収、リユースすることで廃棄物を削減でき、廃棄物の焼却により発生するCO2を削減できます。(13.2及び13.b)
・不動インクを回収し、使用することによるCO2削減量をパートナーシップ企業に開示致します。(17.16)

興味を持たれた方は下記へご連絡頂きますようお願い致します。

メール:gijutu_nakata@miyakoink.co.jp

TEL:06-6961-0101

担当:中田