域内ペットボトル資源循環型リサイクル(ボトルtoボトルリサイクル)事業

共創チャレンジ

2022.04.25

法人

チーム名【姫路市リサイクル課】チームもったいない
共創メンバー姫路市環境局美化部リサイクル課(チームもったいない)
主な活動地域日本 / 兵庫
活動テーマ地域活性化 / 海洋、水 / ものづくり、サービス / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

姫路市の取り組む「域内ペットボトル資源循環型リサイクル(ボトルtoボトルリサイクル)事業」を日本各地で展開すべく、同様の事業を実践できる自治体や企業にそのノウハウをレクチャーする。
また、すでに実践されている自治体、企業と情報交換、連携し、双方の質を高める。

★「域内ペットボトル資源循環型リサイクル(ボトルtoボトルリサイクル)事業」とは
 自治体と民間企業が連携し、「回収・手選別・圧縮梱包」→「再資源化」→「製品製造」→「飲料製品の販売」のサイクルを近隣地域内で円滑かつ効果的に推進するための事業である。

 市民が分別・排出する使用済みペットボトルを、新しいペットボトルへと水平リサイクル(ボトル to ボトルリサイクル)し、それによって生まれた製品が域内で消費され、再びペットボトルにリサイクルされるという資源循環の仕組みを実現する。

※自治体が持つ役割は、持続可能な循環型社会の形成に向けた取組みの推進及び広報活動をはじめ、市民等への適正なペットボトルの分別の意識啓発、市民等に対する連携事業者の本事業への取組に関する情報の提供及び本事業によるリサイクルの適正な実施のために必要な情報の把握及び必要な措置への協力である。

未来への宣言

わたしたちは、2030年までに域内ペットボトル資源循環型リサイクル(ボトルtoボトルリサイクル)事業を日本各地に浸透させ、パートナー自治体、パートナー企業とともに、エネルギー効率最適距離での循環型社会の構築を目指します。

きっかけ

2021年 2月  キンキサイン株式会社からペットボトルリサイクルについて打診
2021年 3月  株式会社伊藤園、キンキサイン株式会社と協議
2021年 4月  遠東石塚グリーンペット株式会社を含む4者で協議
2021年 7月  2022年4月からのペットボトル資源循環型リサイクル事業の開始を決定
2021年 8月  『ペットボトル資源循環型リサイクル実施に関する事業連携協定』締結
2022年 2月  神河町、市川町、福崎町がペットボトルの水平リサイクルに関する協定締結
2022年 3月  姫路ケーブルテレビWINK「ウィークリーひめじ」で放送
        サンテレビ「姫路のひろば」で放送
2022年 4月  姫路市、神河町、市川町、福崎町の1市4町で水平リサイクルを開始

取組の展開

今後展開したい地域・方法域内でのペットボトル資源循環型リサイクルが脱炭素において有効な手段であることを日本全国の自治体に情報発信し、域内ペットボトル資源循環型リサイクル(ボトルtoボトルリサイクル)事業を展開するエリアの拡大を図る。
共創を希望する方々・自治体のリサイクル担当職員
・リサイクル事業に取り組む民間企業

大阪・関西万博のテーマとの関わり

循環社会の実現に向け、域内ペットボトル資源循環型リサイクル(ボトルtoボトルリサイクル)事業が広げる地域の共創の輪は、今や世界の課題となった「海洋汚染=マイクロプラスチック問題」に対する地道で強固なスクラムである。

これは当万博の理念、海洋に宿る「いのちを育む」テーマに結び付けられる。

SDGsとの関わり

域内ペットボトル資源循環型リサイクル(ボトルtoボトルリサイクル)事業は、ペットボトルごみの削減を促進し、ターゲット「12.5 再生利用、再利用による廃棄物の発生削減」に資するとともに、「14.1 あらゆる種類の海洋汚染を防止」する「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」に共鳴する。

一方で、マテリアルリサイクル広域化における最大のトレードオフとされる「収集運搬コスト」の増加に対し、域内において無駄のない一体的な事業サイクルを構築することで、「13.2 気候変動対策」に向けたCO2削減策を講じている。

【問い合わせ先】

姫路市環境局美化部リサイクル課

TEL 079-22-2406 FAX 079-221-2408

E-mail:recycle@city.himeji.lg.jp