2050年を見据えたより良い未来社会の実現に向けて，多様な主体によるアイデアの創出とその実践に向けた共創のプロジェクトを創出する事業です。「共創のスクラムを組もう！」の合言葉のもと，企業・NPO法人・商店街・医療法人・外国籍の方・障がいのある方・自治会・個人・大学生等様々な主体が「福山未来共創塾」のプログラムで対話を重ね，お互いの強み・弱み・機会を持ち寄りながら，関係性を構築し，複雑な社会課題の解決や実現したい未来に向けたプロジェクトに取り組んでいます。

SDGsが掲げる持続可能な社会の実現に向けて、多様な主体とのパートナーシップにより複雑な社会課題を同時解決し，次世代に誇れる新たな福山の未来を創ります！

2018年に100人の幅広い世代の市民が1年にわたり検討してきた30年後の「幸せあふれる福山の未来図」が発表されました。理想の未来の実現に向けて，自ら行動したい人たちが対話を通じてチームづくりを行いながら事業化をめざす場として，2018年度から「福山未来共創塾」を開催しています。これまで,未来づくりに関心のある人のネットワークを広げながら，社会的課題の解決につながる18のプロジェクトが創出され，活動を続けています。今年度，コロナ禍でこれまでの対面式からオンライン・ハイブリッドの開催となり，市民のみならず市外在住の本市出身者や企業等も参画し，45団体50人が福山の未来社会について対話を繰り返し，共創しながら実践に向けたプロジェクト化をめざしています。
さらなるパートナーシップによる受援力・求援力・機会を持ち寄り，パブリックマインドのあるメンバーを増やしながらソーシャルプロジェクトの創出により社会課題解決につなげます。

「福山未来共創塾」は，まちづくりにおける革新的なアイデアと実現可能性を考察しながら，多様な主体による対話を通じてプロジェクト化・実践することで新たな担い手を創出・育成しています。自ら未来づくりに取り組む多様な主体が力を発揮し，社会課題を解決し，これからの地域づくりをデザインすることで，大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に貢献します。