プラスチックパッケージを紙化しよう

共創チャレンジ

2023.03.14

法人

チーム名株式会社イムラ Team紙化
主な活動地域日本
活動テーマ生物多様性、自然環境、生物 / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

紙を原料とするパッケージ(容器包装)の利用を広めていくことで、パッケージをリサイクルする意識を高め、より多くのSDGsのゴールの達成を目指します。
私たちが手にするパッケージ(容器包装)には、いろいろな素材があります。昔は紙で作られていたものも、今では多くがプラスチック素材に置き換わっています。プラスチック素材は、安くて便利で、耐久性にも優れたものが多くあります。一方で、化石燃料を原料とすることや素材としてのリサイクルが一部に限られていること、焼却した場合には多くの二酸化炭素を排出すること、更には適切に廃棄されないために海洋汚染を引き起こしてしまっているものもあります。
私たちは、プラスチック素材をできるものから紙のパッケージ(容器包装)に転換していくことで、木質資源の利用促進とリサイクルを推進する循環型社会の形成を目指します。

未来への宣言

①循環型素材である紙のパッケージ(容器包装)の利用を広める。
②パッケージをリサイクルしていく意識を高める。
③循環型社会の形成を目指す
私たちが利用する紙は、適切に管理された森林で生長した木材の製材残材や間伐材、古紙などを原料としている循環型素材です。その循環型素材をパッケージ(容器包装)として使うことで木質資源の利用が促進され、森林の保全や荒廃の抑制に寄与します。
また、間伐材の利用を促進することで、森林の二酸化炭素吸収の拡大を促し、地球温暖化の抑制にも役立ちます。
さらに、「雑紙(ざつがみ)」としてのリサイクルを広報していくことで、消費者のパッケージ(容器包装)をリサイクルするという意識を高めると共に、循環型社会の形成を目指していきます。

きっかけ

プラスチックはPP、PE、PETなど種類が多様で、素材ごとに分別しなければマテリアルリサイクルが難しく、ペットボトルや食品トレーなどの一部の容器を除き、家庭では焼却や埋め立てにされることもあります。
一方、紙のパッケージ(容器包装)は、付着しているビニールやフィルムなどの不純物を取り除くことで雑紙としてマテリアルリサイクルすることができます。 また、万一、適切に廃棄されなかったとしても自然に分解され、プラスチック素材に比べて海洋汚染を拡大させることもありません。

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本国内のSDGsに取り組む企業・団体・各自治体と協力することで、活動の輪を広げていきたいと考えています。
共創を希望する方々・今現在プラスチックのパッケージをお使いの方
・今後パッケージのデザインを考えようとしている方
・プラスチックの処理問題に関心をお持ちの方

大阪・関西万博のテーマとの関わり

海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー

SDGsとの関わり

・私たちの活動は、パッケージ(容器包装)をつくる側の責任として、できるものからリサイクルしやすい紙素材に転換します。また、つかう側の責任として、利用者に紙パッケージをリサイクルするよう働きかけます。(ゴール12)
・紙素材の原料である木材資源の利用により、森林保全が促進されます。(ゴール15)
・森林保全の拡大により、気候変動対策でもある二酸化炭素吸収の拡大が期待できます。(ゴール13)
・パートナーシップによる活動により、この活動を広めていくことができます。(ゴール17)

【お問い合わせ先】イムラ封筒 Team紙化teamexpo2025@imura.co.jp