アクティブ・シチズンシップを活用したヘルスケアプロジェクト

共創チャレンジ

2022.04.28

法人

チーム名NISHINOMIYAヘルスケアプロジェクトチーム
共創メンバー大川恭子(武庫川女子大学薬学部)・森山賢治(武庫川女子大学薬学部)
国際健康開発研究所(武庫川女子大学)・西宮市薬剤師会・西宮市・
(株)タニタヘルスケア・(株)トータルブレインケア
主な活動地域日本 / 兵庫
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 地域活性化 / コミュニティ・まちづくり、住まい /

私たちの共創チャレンジ

人生100年時代に向けて「健康寿命の延伸」を目的に「健康」というものを心身両面から捉え、西宮市行政主導の「健康ポイント事業」による『歩く』⇒『歩数を見る喜び』⇒『歩数をポイント換算する楽しみ』と「インセンティブ」を活用した市民の健康づくりを実現する。
西宮市民である特権を活かしたシチズンシップの下に身体を動かすこと、心を動かすことの両面からアプローチし、コロナ禍危惧されたフレイル予防や認知症予防も視野にいれた、運動、食育、脳活プログラムを取り入れたヘルスケアを実践するサポートを行う。
現在、地域における「健康ランチ会」「出前健康講座」の開催やCogEvoを用いた脳活トレーニングも実施している。

未来への宣言

『ひとりひとりが自主性・多様性をもって
     健康づくりのPDCAサイクルを築いていこう!』

自分の健康は、自分で守る。
病気にならないための健康づくりを出来るだけ若いうちから実践し、一人一人が「未病」「予防」に努める。
様々な知識や情報を自ら得て、理解し、自主的に実践していくことが大切である。

きっかけ

アフターコロナに向けて開始された「西宮市」のウォーキングを主とする『健康ポイント事業』の実施への協力がきっかけとなった。
インセンティブを活用した事業企画をさらに発展させ、地域の良さを感じながら、自らがその市民であることを誇りに思い、楽しみながら健康寿命の延伸に繋げることを期待し、その支援をしていきたい。

取組の展開

今後展開したい地域・方法阪神間から日本全国での展開を期待する。
(大学として希望のある地域に協力をして我々の経験をもとにその地域にあった、地域特性を活かした県民・市町村民・地域住民のヘルスケアの手法を共に検討し、それぞれの地域において特徴ある形で実行していきたい。)
共創を希望する方々自治体・薬局(薬剤師会)・大学・ヘルスケア関連事業者・介護施設・製薬企業・食品会社・IT企業・医療関係団体・介護、福祉事業者栄養研究機関、健康関連産業その他 多方面の共創メンバーを求めています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

メインテーマ:「いのち輝く未来社会のデザイン」
        ⇒健康寿命延伸への寄与
サブテーマ : 「いのちを救う、いのちに力を与える、いのちをつなぐ」
        ⇒身近な取り組みから自ら健康への関心を持ち、ヒトやモノとの関わりも
楽しみながら継続することにより、自ら得るものを実感する。
        「権利」から「価値」を生み出す喜びを生きる喜びに変える。

SDGsとの関わり

人生100年時代。人はそれぞれ多様な生き方をする権利がある。
縁あって生活をしている拠点において、地域住民が住み慣れた街で
活き活きと健康で楽しく生きていくために行政を中心に地域の様々な
施設や人々が社会資源として協力していく在り方が求められている。
その一つの在り方を示すきっかけとしたい。

武庫川女子大学薬学部 大川 恭子:ohkawa@mukogawa-u.ac.jp