耕作放棄地等を活用した早生樹育成・木材出荷プロジェクト

共創チャレンジ

2022.06.06

法人

チーム名Team FCA
共創メンバー一般社団法人林創活用協会
株式会社ストライクポイント:小田孝良
株式会社mitsume:渡邉真也
株式会社グリーンラボ
有限会社東亜設計コンサルタント
有限会社国見グリーンパワーズ
宗像清治
株式会社イーネット
主な活動地域日本 / 福島
活動テーマ農業、林業、水産業 / 地域活性化 / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

成長が早い早生樹を耕作放棄地や荒廃農地へ植樹し、チップを多量に消費するバイオマス発電やボイラー等の設備へ燃料材として安定供給を行うプロジェクトを開始します。本来は建材用の資源となる木材を伐採せずに山を維持・管理し続けることができ、また、早生樹の成長にはCO2を多く吸収する特性があるため、温室削減効果も同時に期待できます。

未来への宣言

耕作放棄地や荒廃農地の有効活用を通じて、エネルギーの安定供給、木材資源の保全・山林の維持、CO2削減に貢献します!

きっかけ

バイオマス発電用の燃料チップとしての木材供給は年を追うごとに急激に増加しており、間伐材や一般木材を燃料とした大規模な発電設備が更に各所で計画されており、燃料調達量の維持・確保が急務となっております。しかしながら、山の境界線未確定に伴い森林経営計画が策定できず山に入れない地域も多く、また、人出不足や初期導入費用が高額な林業機械を導入できない、急峻な地形で林道未整備のため林業機械が使用できない、貯木場を設けることもできない、等、様々な要因により、需要と供給のアンバランスが発生している状況です。そのような課題を解決すべく、本件プロジェクトを開始しました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法最初は福島県からスタートし、将来的には全国への展開を考えています。
共創を希望する方々・耕作放棄地や荒廃農地の新たな活用方法を模索している方
・山林の収益回転率を上げたい方
・燃料を調達したいバイオマス発電事業者の方
・CO2削減に興味がある、及び目標としている方

大阪・関西万博のテーマとの関わり

持続可能な社会・経済システムの構築により環境問題の解決に貢献することは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と関わりが深いものと考えています。

SDGsとの関わり

気候変動への対策や森林の持続可能な管理において、深くSDGsと関わるものと考えています。

担当:小田

Email:info@j-fca.or.jp

TEL:03-6441-2691