iPS細胞を当たり前の医療に「P.S. i Love You プロジェクト」

共創チャレンジ

2022.05.06

個人

チーム名チームP.S. i Love You
共創メンバー公益財団法人 京都大学iPS細胞研究財団
旭化成株式会社
キャノン株式会社&キヤノンメディカルシステムズ株式会社
株式会社セルージョン
クオリプス株式会社
大日本住友製薬株式会社
株式会社ヘリオス
日立造船株式会社
iHeart Japan株式会社
株式会社iXgene
株式会社メガカリオン
オリヅルセラピューティクス株式会社
リバーセル株式会社
株式会社レイメイ
リジェネフロ株式会社
積水化学工業株式会社
武田薬品工業株式会社
サイアス株式会社
株式会社ビジョンケア
株式会社電通
主な活動地域日本 / 京都
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) /

私たちの共創チャレンジ

2007年にヒトiPS細胞の樹立が発表されてから、はや15年。私たちはiPS細胞を用いた医療応用を実現させることで、これまで治せないといわれてきた病気を少しでも減らしていくことや人々の健康寿命を延ばしていくことを目指して取り組んでいます。
私たちが自分の時間を費やして成果を出そうと頑張るパワーの源・・それは、治らない病気を少しでもなくしていきたいという気持ちや、病気やケガで苦しむ人への治療法の選択肢を増やしたい、という「想い」です。
その「想い」を可視化し、広く発信することで、iPS細胞を使った再生医療業界の現状についてより多くの方に興味を持って知っていただけるのでは?そんな活動を、賛同企業の皆様と始めていきます。
具体的には、「特別サイト」を立ち上げ、各賛同企業様の取り組み内容の発信、そこで働く方の想いを込めた動画配信を展開。今後はウェビナー等での情報発信やSNSを通じたコミュニケーションも展開し、患者さんに加え、一般の方々、学生のみなさんなど、多くの方にiPS細胞に対して希望を持っていただけるよう活動してまいります。

未来への宣言

治らない病気を少しでもなくしていきたい。
病気やケガで苦しむ人の治療法の選択肢を増やしたい。
再生医療に関わる、私たちの想いは
社会を変える原動力となる。

iPS細胞を使った再生医療の実現を心待ちにしている患者さん。
これまでの治療法では救うことのできなかった患者さん。
誰もが病気やケガに直面する可能性を持っていて、他人事ではありません。
皆さまの応援の声を糧に、組織同士の垣根を超え励まし合い、
私たちの原動力へと変えていく。

寿命と健康寿命の差が少なくなるような未来を目指して。
iPS細胞技術があたりまえの医療になることを目指して。
私たちは、一歩ずつ前へ進み、
多くの可能性にあふれる未来を、
共に創造していくことを、ここに宣言します。

きっかけ

iPS細胞の医療応用は日々進歩していますが、iPS細胞技術を当たり前の医療とするためにはまだまだ長い道のりがあります。また、iPS細胞の研究開発がどこまで進んでいるのか、なぜ必要なのか、世間にはまだ正しい知識が浸透していないと感じています。改めて世間の皆様にご理解をいただき、社会全体に応援をいただきながら実用化を目指して歩んでいく必要があると感じ、この取り組みを始めることとしました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法iPS細胞。聞いたことはあるけれど、今どのような研究開発が行われているの?どのような使い方が可能なの?病院での治療には使われているの?日々皆様から多くのご質問をいただきますが、その中で、iPS細胞に関する研究開発の現状に関して、事実とは異なったご認識をお持ちの方も多いのだと感じております。iPS細胞を使った再生医療について少しでも興味をお持ちいただいた日本及び世界中の皆様へ。iPS細胞技術が現在どのように進歩しておりどのような可能性があるのか、正しく知っていただくことを目的としています。その上で、この技術が少しでも発展していくよう、SNSなどでの発信を通して応援し、また知識を多くの方に広めていただけましたら幸いです。
共創を希望する方々iPS細胞技術の発展や再生医療に期待し、その意義について広く正しく世の中に発信していくことに共感くださる方との共創を希望します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

「いのち輝く未来社会のデザイン」に直結したチャレンジであると自負しております。2007年に樹立が発表されたヒトiPS細胞が、現在応用に向けてどのような道を歩んでいるのか。そこにかける研究機関や企業の想いとは。発信していくことにより、多くの方にとって未来への希望や医療、サイエンスに関して興味を深めていただけるチャレンジであると考えます。

SDGsとの関わり

どのような研究成果も、それを必要としている方のもとへ適切に届くことが重要だと考えます。患者さんへ、iPS細胞技術を良心的な価格で届けるために、引き続きチャレンジを続けていきます。

 

 

■お問合せ先
会社名:京都大学iPS細胞研究財団
名前:広報室 中上依美里
連絡先:contact@cira-foundation.or.jp