公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2022.05.06
個人
2007年にヒトiPS細胞の樹立が発表されてから、はや15年。私たちはiPS細胞を用いた医療応用を実現させることで、これまで治せないといわれてきた病気を少しでも減らしていくことや人々の健康寿命を延ばしていくことを目指して取り組んでいます。 私たちが自分の時間を費やして成果を出そうと頑張るパワーの源・・それは、治らない病気を少しでもなくしていきたいという気持ちや、病気やケガで苦しむ人への治療法の選択肢を増やしたい、という「想い」です。 その「想い」を可視化し、広く発信することで、iPS細胞を使った再生医療業界の現状についてより多くの方に興味を持って知っていただけるのでは?そんな活動を、賛同企業の皆様と始めていきます。 具体的には、「特別サイト」を立ち上げ、各賛同企業様の取り組み内容の発信、そこで働く方の想いを込めた動画配信を展開。今後はウェビナー等での情報発信やSNSを通じたコミュニケーションも展開し、患者さんに加え、一般の方々、学生のみなさんなど、多くの方にiPS細胞に対して希望を持っていただけるよう活動してまいります。
治らない病気を少しでもなくしていきたい。 病気やケガで苦しむ人の治療法の選択肢を増やしたい。 再生医療に関わる、私たちの想いは 社会を変える原動力となる。 iPS細胞を使った再生医療の実現を心待ちにしている患者さん。 これまでの治療法では救うことのできなかった患者さん。 誰もが病気やケガに直面する可能性を持っていて、他人事ではありません。 皆さまの応援の声を糧に、組織同士の垣根を超え励まし合い、 私たちの原動力へと変えていく。 寿命と健康寿命の差が少なくなるような未来を目指して。 iPS細胞技術があたりまえの医療になることを目指して。 私たちは、一歩ずつ前へ進み、 多くの可能性にあふれる未来を、 共に創造していくことを、ここに宣言します。
iPS細胞の医療応用は日々進歩していますが、iPS細胞技術を当たり前の医療とするためにはまだまだ長い道のりがあります。また、iPS細胞の研究開発がどこまで進んでいるのか、なぜ必要なのか、世間にはまだ正しい知識が浸透していないと感じています。改めて世間の皆様にご理解をいただき、社会全体に応援をいただきながら実用化を目指して歩んでいく必要があると感じ、この取り組みを始めることとしました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」に直結したチャレンジであると自負しております。2007年に樹立が発表されたヒトiPS細胞が、現在応用に向けてどのような道を歩んでいるのか。そこにかける研究機関や企業の想いとは。発信していくことにより、多くの方にとって未来への希望や医療、サイエンスに関して興味を深めていただけるチャレンジであると考えます。
どのような研究成果も、それを必要としている方のもとへ適切に届くことが重要だと考えます。患者さんへ、iPS細胞技術を良心的な価格で届けるために、引き続きチャレンジを続けていきます。
株式会社電通 /
■お問合せ先会社名:京都大学iPS細胞研究財団名前:広報室 中上依美里連絡先:contact@cira-foundation.or.jp
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