私たちの共創チャレンジ
近視や遠視、乱視などによる視力の低下は、メガネやコンタクトレンズがあれば容易に矯正できます。しかし、世界にはメガネもコンタクトレンズも手に入れることができず、視力の低下のために勉強や仕事が妨げられている人々が大勢います。
甲南大学メガネリサイクルプロジェクトは、甲南大学の学生が主体となり、グローバル社会における課題を共に学びながら、地域の学校の児童・生徒と協力し、地域の店舗・団体等の支援を受け、持続可能な社会の実現のために、不要なメガネを回収しています。回収したメガネはライオンズクラブ国際協会と協力し、洗浄・度の測定・梱包を経て世界の人々へ届けていきます。
さらに、この活動を通じて、学生が、世界には依然として視力低下などに対する適切な眼科医療やビジョンケアへのアクセスの欠如に苦しむ人々がいることを学び、それを出発点にSDGsへの意識を高め、その達成のために自ら考えて行動に移す力を養うことにも挑戦します。
未来への宣言
私たちは、日本で不要となったメガネを、世界で必要としている人々に届けることで、視力の低下に悩む人が一人でも少なくなる未来を目指します。
きっかけ
甲南大学と世界をつなぐ取り組みについて考える授業の中で、学生から世界でメガネがなく困っている人に日本で不要になったメガネを回収して届けるプロジェクトの提案がありました。この提案を実現するために、関西地区ライオンズクラブ国際協会335複合地区に支援と協力をお願いし、学生が主体となって近隣の小中学校から協力を得て活動を進めています。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
このチャレンジは、視力低下に苦しむ人々にメガネを届けることで、世界中のいのちを輝かせることに貢献します。さらに、チャレンジを通じて未来社会を担う若者が新しいアイデアやソリューションへの道を切り開く知識やスキル、価値観、行動力を身につけ、「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現することを目指します。