日本の茶文化・煎茶道から学ぶ和の精神と心豊かな生活を目指して

共創チャレンジ

2021.03.09

法人

チーム名日本茶のある暮らし実行委員会
共創メンバー小笠原 秀邦/谷本 幹人/高津 真/小泉 祐助
主な活動地域日本

私たちの共創チャレンジ

日本茶文化である煎茶会の開催、日本茶ドキュメンタリー映画の上映、茶にまつわる周辺文化の展示販売などを通し、日本茶の魅力を伝えるとともに、茶葉や和菓子、茶器、道具など、すぐに生活に取り入れていただけるように展開して参ります。日本茶・煎茶道文化から和の精神の素晴らしさ、必要性を感じていただき、日本茶文化の魅力を再発見していただける機会にいたします。また日本茶に親しむ子供達の活動もご覧いただき、日本茶のある明るい未来を創りたいと考えています。
今回の大阪万博共創チャレンジに参画することで、少しでも多くの方に温故知新の精神、そして日本文化の奥深さをお伝えすることで和の精神の素晴らしさや魅力を再発見していただき、これからのお一人お一人の心の在り方から行動も変わることと信じています。いわゆる日本茶文化を世界基準の道徳文化として発信していきたいと考えております。また、茶葉や菓子、工芸品などの職人や作家と連携することにより日本茶にまつわる周辺文化の魅力も多くの方に発信していきたいと思っております。

未来への宣言

AIやIOTが進む中、これからは人としての大切な心の在り方がより求められます。相手を思う気持ちや自然と共存する考えを私たちの身近にある日本茶から学べることが出来るという意義に気付いて頂きたく思います。時として文明は扱い方によって人間力を奪うこともありますが、一方、文化は人としての大切な精神性を養うことができるのです。これからの時代は、自分を見つめ直し、地位や名誉、利権や、利便性だけに振り回されるのではなく、一人ひとりの心の在り方に注目して心豊かな人であふれる社会となるように日本茶文化の普及に努めます。

きっかけ

近年、生活スタイルの変化やIT化、さらには新型コロナの影響もあり、残念ながら伝統文化離れやそこに携わる職人、作家等の関係者も激減している状況にあります。一方、SNS等の普及により全国茶産地はじめ、各地で日本茶の魅力を発信する個々のグループの活動も可視化されはじめ、徐々に繋がりを持つようにもなりました。もともと、古くから茶文化が根付く関西地区で開催される2025大阪万博を機会に日本茶を愛する各グループのつながりを深め、更なる日本茶のもつ文化的要素を日本はもとより世界に発信していきたく思い、今回、共創チャレンジに登録をさせて頂きました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法世界各国で日本茶文化・煎茶道文化に共感していただける方を増やしたいと考えていますが、まずは日本国内の方々に認知していただくことを考えています。そのために、日本文化や道徳心の必要性に共感していただける企業や学校、各種団体、寺社仏閣、旅行業界などとのコラボレーションさせて頂くことにより、はじめて煎茶道や日本茶に奥深く触れていただく機会を増やしていきたいと考えています。
共創を希望する方々・企業、団体での和の精神や日本茶文化研修の機会
・イベントでの点前披露、映画上映会の機会
・学校での日本文化教育、映画上映会の機会
・子供たちの茶会披露の機会
・寺社仏閣での献茶式や茶会、映画上映会の機会
などあらゆる機会に活動していきたいと考えます。同時に、日本茶のある暮らしをお客様の生活に取り入れて頂きやすいように茶器・茶葉等の関連会社のご協力を募集します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

輝くこととは、一人一人が生きがいのある充実した日々を送ることと考えています。長引く不景気にコロナ禍も重なり、希望を見いだせない方も多いと思いますが、煎茶道では今ここにある幸せに気づくことを大切にしています。当たり前が当たり前ではないいま、一煎の茶から大自然の恩恵をいただくことで自然との共生、感謝、今ある幸せを実感していただくことを目指しています。また、人生の役割としてお金中心の物質主義的な考え方ではなく、年代を問わず、ときめき、きらめき、元気、やる気を大切にした、まさしく輝ける人生を提唱しています。大阪・関西万博では日本茶のある生活をすることで日々輝ける心のあり方を発信していきたいと思います。

SDGsとの関わり

質の高い教育…茶文化から思いやりのある人間力を養うことと考えています。国境を越えて共通の道徳を目指しています。ジェンダーレス…男女、年齢関係なく、今ある環境で輝けることの提唱、同時に日本茶や茶道文化の普及により、男女問わず社会で広く活躍できる方の創出を目指しています。                                              平和と公平について…煎茶道文化は和敬清閑という基本理念があり、常に公平で相手を敬うことを前提とし、和の精神を以って平和活動を目指しております。

■活動地域
日本・アメリカ・中国・ドイツ・フランス

■現在の活動・事業概要
小笠原流煎茶道では日本各地において支部活動を展開、また海外ではアメリカ、フランス、ドイツ、スイス、中国で煎茶道文化の普及に努めています。老若男女を問わず、幼稚園から大学生までの青少年教育、社会人向けの一般活動、福祉活動、講演会、講習会等を実施しています。今後、大阪・関西万博に向けて志を同じくする日本茶文化に関連する業界の方々と連携して活動して参ります。

■私たちにできること

情報発信・PR

煎茶道、生け花の指導、煎茶会・華展の開催

情報発信・PR

幼稚園児から青少年育成の日本茶講習会、体験会、学校教育における日本文化学習

情報発信・PR

和の精神から学ぶ研修会(しきたり・マナー)の開催

情報発信・PR

日本茶の映画上映会、日本茶試飲会などの開催

その他

茶葉や和菓子、茶道具、陶磁器、着物の展示販売

 

 

お茶のある暮らし
煎茶道点前
子供からのおもてなし

 

 

 

 

 

 

 

■ この共創チャレンジに関するお問合せ先 ■

電話番号:080-6103-3003

電子メール:seihoukai@ogasawararyuu.or.jp

公益財団法人小笠原流煎茶道 〔担当者:小笠原秀邦〕