公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2021.12.17
法人
「つながる社会で未来を共創する」をコンセプトに川崎重工が中心となり、企業や学校、行政が連携した次世代との共創プロジェクトを実現します。未来社会で、最先端のものづくりをリードし活躍する人材を育て、持続可能な社会を実現するために、以下のことを実施します。 ①カーボンニュートラルに向けた取り組み、次世代モビリティ、ロボティクス等、「ものづくり」を通して、未来に向かって「自ら考えて行動する」次世代育成を実現します。 ②これからの社会で求められる分野や教科を横断し、多様な視点で考える能力を身に付けるために、製品や技術だけでなく、自然や芸術を含めたSTEAM(Science, Technology, Engineering, Liberal Arts, Mathematics の分野を横断した)教育プログラムを開発・実施します。 ③次世代と共に、ものづくりの本質を考えること(そもそも、何のためにものづくりをするのか?)を通じて、次世代の考えを引き出し、より良い未来を作るアプローチやスキルを一緒に考える機会を提供します。 参加者だけでなく、企画に携わるステークホルダー自身が学び、成長していく機会を提供し、社会全体を通し教育現場の抱える課題解決、教科横断型の教育プログラムの実現、学校と社会との連携強化を行っていきます。
今、世界の先端を担う日本の技術が未来へ持続的に発展していくためには次世代育成が重要であり、社会全体で人材育成に取り組むことが必要です。次の世代へ技術のバトンを受け渡すために、「ものづくり」を通じた次世代教育プログラムで、関西から世界へ、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。
「みらいほん」は、科学技術やものづくりの面白さを次世代に伝え、これからの人生の選択に活かしてもらうことを目標に、川崎重工のメンバーが中心となり、2021年から活動を開始しました。川崎重工のメンバーは研究開発、航空宇宙、船舶海洋、鉄道車両、水素など多岐にわたる部門の若手エンジニアが中心となって活動しています。各方面で世界最先端の技術に携わるメンバーがその技術を伝え、これからの社会で必要な能力を身に付けてもらう企画を実施し、次の世代へ本物の技術に触れる機会を提供しています。その中で、常に「自ら考え、学ぶ力」を引き出したいと考えています。 これまでに、次世代で注目される水素エネルギーについて学ぶイベントや、大学、水族園との共創による海洋プラスチック問題の解決を図る高校生向けプログラムなどを実施してきました。今後も、分野や教科を横断したSTEAM教育型のプログラムの展開を実施していくため、様々な方と連携し企画を実施していきたいと考えています。
「いのちを高める(遊びや学び、スポーツや芸術を通して、生きる喜びや楽しさを感じ、ともに“いのち”を高めていく共創の場を創出する)」というテーマ事業に密接に繋がります。「ものづくり」を通した学びの場を提供することで、参加者がこれからを生きる未来を期待あふれるものとし、夢や目標に向かうきっかけづくりをしたいと考えております。 また、ステークホルダーとして教育プログラムを提供する関係者は、次世代育成に携わることで改めて自身の今やこれからを見つめなおし、仕事の面白さややりがいに向き合う機会といたします。STEAM教育にとりくむことで科学技術、数学と、芸術や自然体験、スポーツなどの領域との融和を積極的に図り、参加者およびステークホルダーにとって多様性のある「学び」の場を提供することで、次世代の社会をよりよいものにしていきたいと考えております。
・次世代育成活動を展開している「みらいほん」は「4.質の高い教育をみんなに」をテーマに取り組んでまいります。 ・みらいほんの活動を通し、幅広く社会課題を解決していきます。次世代人材の育成はもちろん、教育の提供者自らも幅広い視野を持ち、創造性を発揮することで技術革新の芽をどんどん産み出していきます。 ・次世代育成活動を通じ、各地域の繋がりを強め、持続可能かつ安全な社会を共創していきます。
川崎重工業(株)
エネルギーソリューション&マリンカンパニー 企画本部 船舶海洋人事総務部 林
hayashi_tomoyuki@khi.co.jp
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