私たちの共創チャレンジ
正月アドバイザー検定は、正月行事や正月料理といったお正月の文化の多様性についての知識を問う検定です。
お正月の文化多様性の重要性を認識させ、次世代に継承させる教育をおこない、同時に、その魅力を広く国際社会に伝えていきます。
初級は、小学3年生以上を対象に、オンライン開催で、無料で誰でも受検できます。
期間中、5回までチャレンジできるので、特別な勉強をしなくてもすぐに取り組み、学習し、結果を出すことができます。
未来への宣言
お正月の文化にある多様性を互いに認め、継承できる日本社会を実現します。
さらに、それを日本のまだ知られていない魅力として国際社会に訴求し、国際相互理解に貢献します。
きっかけ
日本正月協会には「お正月の○○について、全国共通の、統一された答えを教えて下さい」という声が、特にテレビ局をはじめとしたマスコミの方々から毎年数多く寄せられてきます。
ある一つの解を「これが答えです」と流布することは、わかりやすいかもしれません。しかし、日本はもともと「藩」という区分によって地域がそれぞれに発達してきた経緯があり、「全国共通の答え」がないこともあります。
それだけではなく、こうした地域ごとの違いこそが、それぞれの地域の魅力でもあり、日本文化の豊かさを表してもいます。
このような文化の多様性を、統一された解によって均質化させることは、この国の魅力を損なうことにもつながります。
地域ごとの文化の違い、すなわち文化の「多様性」を認め、継承していくことはSDGsの一つでもあり、大阪・関西万博に向け、日本がしていくべきことと考え、この事業に取り組んでいます。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
この事業により、正月の文化を通して、地域ごとの文化の多様性を認め合い、次世代に継承させる「いのち輝く未来社会のデザイン」をおこなっていきます。