アートで世界を救う!世界最大級の「電子機器の墓場」への挑戦

共創チャレンジ

2021.03.09

法人

チーム名MAGO
共創メンバー長坂 真護〔マゴクリエーション(株)〕/石藤 愛〔マゴクリエーション(株)〕/河野 愛子〔マゴクリエーション(株)〕/木村 太一〔マゴクリエーション(株)〕
主な活動地域日本

私たちの共創チャレンジ

以下①~④の活動を通じて、2030年までにガーナにリサイクル工場を建設し、ガーナの環境・貧困問題の抜本的解決を図ります。
①アート制作活動:世界中から投棄されたE-Wasteを使用し、アートを制作。アートを通じて、世界に環境・貧困問題の周知活動を実施。
②ギャラリー・個展開催:2021年中に国内10店舗、世界5店舗に展開予定(2021年2月時点、国内5店舗)ギャラリーを通じての販売活動と、国内大手百貨店での単独個展の企画・運営を実施。
③アニメ事業:アート作品をモチーフにしたアニメ制作。またアニメグッズをE-Waste100%で作成し販売予定。(2021年2月時点、試作品完成)
④リサイクルペレット事業:E-Wasteから作られたリサイクルペレットの製造・販売

未来への宣言

資本主義社会の大量生産・大量消費社会が生み出した、大量のプラスチックゴミの実情と、ガーナのスラム街の環境・貧困問題を、先進国の人々に広く周知させることで、これらの問題について考えること、そして行動に変化を与えるキッカケを提供します。一方、ガーナには、2030年までに100億円の資金を集め、E-Wasteをリサイクルするためのギガファクトリーを建設します。

きっかけ

アートで世界を救う!世界最大級の電子機器の墓場と言われるガーナのスラム街“アグボグブロシー”。この地の貧困問題と環境問題をアートの力で変える為に立ち上がりました。
2017年6月、アグボグブロシーに初めて訪れた際、1日わずか500円の日当で先進国が捨てた電子機器を必死に燃やしながら、生きる彼らと出会いました。
“大量のガスを吸い、ガンになり30代で逝くと言われる彼らを犠牲にして、我々が富を形成する事がそんなに大事か?美術の力をもってこの真実を先進国に伝えたい”と決意しました。
アートの売り上げで、スラムに教育・文化、そして経済をもたらすため、これまでに850個のガスマスクを彼らに届け、2018年には、スラム街初の学校『MAGO ART AND STUDY』を設立。そして2019年8月、アグボグブロシー5回目の訪問でMAGOが53日間ガーナのスラム街アグボグブロシーに滞在し、彼らの新しい希望と生活のために、スラム街初の文化施設『MAGO E-Waste Museum』を設立しました。その軌跡をエミー賞授賞監督カーン・コンウィザーが追い、ドキュメンタリー映画「Still A Black Star」を撮影。2021年に公開予定です。

取組の展開

今後展開したい地域・方法【アート活動として】 日本国内はもちろん、SDGsやサステイナブルの意識が高い欧米でのギャラリー展開や個展開催などを通じて展開していきたいです。
【アート以外の活動として】 E-Wasteのリサイクルペレット販売や、アニメ事業をtoB, toC向けに広く認知させていきたいです。
共創を希望する方々1.プラスチックを扱う全業種の企業:人や設備、研究開発のリソース面でサポートいただける企業様
2.リサイクルペレットの製造企業:E-wasteからのリサイクペレット製造にご協力いただける企業様
3.国内、海外展開をされている企業:ギャラリーや個展開催において施設提供などご協力いただける企業様
4.アニメ関連:アニメ制作会社、またはグッズ製造販売の実績を持つ企業様、もしくは個人様

大阪・関西万博のテーマとの関わり

ガーナと世界の平和を願い、これまでアート制作による周知活動を行い、そこから得た利益で、ガーナに850個のガスマスクの提供や教育施設、ミュージアム建設など行ってきました。それらは全て、彼らの「いのち」の明るい未来を切り拓くための活動でした。先進国で生きる人々に、資本主義社会が生み出したこの現実を伝え、「いのち輝く未来社会」に向かって歩みだすキッカケを作りたいと考えてます。

SDGsとの関わり

私たちのビジネスモデルは、環境(ゴミ)・文化(アート)・経済(お金)を循環させることで成り立っています。
まず、ゴミをアートに昇華させることで、物理的にゴミを減らします。次に、先進国にアートを持ち込むことで、環境・貧困問題を周知しながらお金に変換します。最後に、そのお金を、ガスマスクや教育施設、ミュージアム建設などでガーナに還元することで、環境・貧困問題の解決につなげています。
私たちは、最終的に2030年までにガーナにリサイクル工場の建設を目標に活動しており、これらの活動は貧困や健康といった、複数のSDGsテーマに合致する活動と考えています。

■活動地域
日本・ガーナ/東京(日本橋)・アグボグブロシー


■私たちにできること

ネットワーク

国内10店舗、世界5店舗(香港、ジャカルタ、ニューヨーク、パリ、ロンドン)に展開予定の専属ギャラリーのネットワーク

技術・ノウハウ

設立4年目にして、サステイナブルのコンセプトから売上3億円以上を達成したノウハウ

原材料

問題提起型のアート作品、および原材料としても使用するガーナの数百万トン以上あるE-Waste

 

 

Photo by Fukuda Hideyo

 

 

 

 

 

■ この共創チャレンジに関するお問合せ先 ■

電話番号:090-6273-4435

電子メール:t_kimura1015@icloud.com

マゴクリエーション株式会社 戦略企画部 〔担当者:木村 太一〕