日本の将来を担う若者に、科学に!社会に!人生に!興味を持たせる教育支援活動!!  【理科支援、ものづくり、ロボットプログラミング、長期講座、キャリア教育、DX推進】

共創チャレンジ

2022.08.01

法人

チーム名スーパー・シニアのコアネットわかもの塾
共創メンバー鈴木弘成(コアネット)、松村隆廣(コアネット)、良永順(コアネット)、影井信吾(コアネット)
主な活動地域日本
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 地域活性化 / ものづくり、サービス /

私たちの共創チャレンジ

実社会を体験してきた企業OBである“スーパー・シニアたちが、生き方、夢や目標への挑戦などを、ものづくり教室などを通して次世代を担う若者に夢、やりがい、情熱、努力など基本的な人間形成の要素、実社会への繋がりなど自己の経験などを通して伝えたい。また中・高校生については社会科の時間が少なく現実の経済社会について学ぶ機会が少ないので企業OBとして日本企業の力、日本経済の力についても万博のサブテーマにある(いのちをつなぐ)の精神のもと、教育支援活動を取り組む。 

未来への宣言

私達コアネットが目指すのは、若い人が夢を実現させることができる社会、頑張れば報われる働きがいのある社会へのアプローチを示す活動です。
 具体的にお話しすると、私たちは大学で(一部は中学・高校もありますが)就活で初めて将来の仕事(職業)について考えるのは遅いと思っています。私たちは、生徒が学校で将来の職業を念頭に置いた教育を受ける機会が少ないことから、早い機会に職業感を養うことが重要であると考えています。
そのためには、企業人生、社会生活を送ってきた企業OBである私たちがその経験、反省を踏まえ、若い人に夢や目標について語り、彼らの将来の人生、職業を選択するヒント、きっかけを提示していきます。

きっかけ

平成12年(2000年)に生まれたNPO法人です。平成26年(2014年)東京都より認定NPO法人として認定を受けました。東西に事務所を設置し、企業OBの経験と知識を生かし、四つの分野を中心に、東西両本部で支援活動を実施しております。
(1) 小学校から大学院の各種学校に対するキャリア教育支援事業
(2) 小学校から大学院の各種学校に対する教科教育支援事業
(3) 地域の活性化やまちづくり支援事業
(4) 中小企業、ベンチャー企業に対する指導と助言、経営支援事業
 今回共創チャレンジとして関係する教育支援は(1)から(3)までです。
具体的には次のプロジェクト・グループを作って活動しています。
 ①理科支援P-理科のなぜ?不思議?を体験します。 
 ②長期講座P-大学で長期にわたり製造業、日本経済について講義、高校で起業体験講座を実施
 ③ものづくりP-ロボット工作キットスクローラ―の組み立て
 ④ロボットプログラミングP-ロボットを動かすプログラム作成
 ⑤キャリア教育P-職業について考える出前授業
 ⑥DX推進P-DXを教育の場に広げる活動
●2020年度は新型コロナの影響で多くの授業が中止になったにもかかわらず、教育支援活動では延4,050人 の 児童~学生 を対象に授業を行うことができました(参考;2019年度は延5,921人)。

取組の展開

今後展開したい地域・方法私達の活動は関西地区では現在まだ一部にとどまっています。共創チャレンジに登録して思いを同じくする団体とコラボして大阪府、兵庫県、京都府等の近畿一円の小中高大学に活動を広げたく考えています。
更に、日本の将来を考えたときに、学校教育におけるプログラミング教育支援と中小企業を対象としたICTの活用支援やDX推進支援の肝要となってくるとの思いからコアネットは昨年新しくDX推進Pを立ち上げました。まだ模索段階ですが学校教育ではカバーできないICT・プログラミング教育支援にも注力し、活動分野の拡大を目指していきたいと考えています。
また、会員の出身企業を含め、企業の社会貢献室、SDGs担当部署と共創して若い人に生の社会を知ってもらう機会(社会人出前授業など)を作ることなど検討し、次世代の若者の未来へのチャレンジ・パスポート(職業をはじめとした人生を考える機会)を提示したいと考えています。
共創を希望する方々小中高校、大学生を対象とした人材教育の共創チャレンジとの連携
人材教育に関心のある共創パートナーとの連携
探求活動などで外部社会人授業に興味ある小・中・高等学校
企業を定年退職して社会貢献活動を検討している個人および団体

大阪・関西万博のテーマとの関わり

夢を実現させる次世代の若者に、社会を見る目を育て、将来の自分の職業をどう考えるか、を考えてもらうのは「やってみなはれ」の精神が根付く大阪・関西が適地であること。
また会員の多くが関西企業の出身であることから大阪・関西万博は私達、企業OB(平均年齢70歳)の元気な姿を披露する格好の場所と考える。

SDGsとの関わり

「4. 質の高い教育をみんなに」を選んだ理由
 働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させることが謳ってあり、コアネットの活動と合致すること。
「8.働きがいも経済成長も」を選んだ理由
人はそれぞれ夢を持ち、それに地道に努力することが肝心です。企業OBの私たちは若い人たちが、単に夢を思うだけでなく、それに向かってしっかりと努力することが大切であることの重要さを彼らに伝え、未来に向かって力強く生きて欲しいと願っているからです。若い人たちが情熱をもって行動し、努力することは彼らの働きがいに通じ、日本経済の発展にもつながると考えているからです。

全般的お問い合わせ先:NPO法人コアネット副代表理事(関西本部代表)良永順

paravion@pop16.odn.ne.jp

個々のプロジェクトのお問い合わせ:担当の鈴木弘成

mailto:hnsuzu@hcc1.bai.ne.jp

活動につきましてはぜひ2020年度コアネット関西本部教育支援実績概要PDFをご覧ください。

このチャレンジの投稿

  • 高校生向け「起業体験プログラム」雲雀丘学園高校⑥20231028

    雲雀丘学園高等学校の「起業体験プログラム」2023年度第6回目を実施しました。 このプログラムでは生徒が商品を考え販売する経験をします。第6回は各班ルール・マナーの唱和、1分間スピーチ6名に続いて、これまでの経費の精算、製造や商品宣伝・予約販売などについてグループワークを実施しました。またその結果決定したことおよびペンディング事項について発表を行いました。講師陣からは、商品引換券、販売台帳、予約販売時の体制などついての講義を行いました。 【実施先】 雲雀丘学園高等学校  【日 時】 10月28日(土)50分✕2 【対 象】 同校の1・2年生 28名(参加は希望者から選抜) 【講 師】 コアネット講師4名  【授 業】 同校の数ある「Hibari探究プロジェクト」の内の1つとして実施。      年間10回の予定。 【感 想】 各社とも商品の完成形・製造方法が確定していない部分があり早急に詰めが必要です。ポスターや放送などの広告・宣伝も11月14日からの予約販売に向けて早期に実施していかなければなりません。いずれも、本来本日にはほぼ確定しておくべきものであり、危機感をもって臨んでもらいたいと思います。 添付は、ポスター案の一部

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  • 高校生向け「起業体験プログラム」雲雀丘学園高校⑤20231021

    コアネットHP/長期講座実施報告⑤ 雲雀丘学園高等学校の「起業体験プログラム」2023年度第5回目を実施しました。 このプログラムでは生徒が商品を考え販売する経験をします。第5回は初回に各班で決めたルール・マナーの唱和、1分間スピーチ8名に続いて、各社企画書を使ってのプレゼンテーション、製造計画・販売計画・宣伝、商品内容の詰めについてグループワークを実施しました。また講師陣から製造計画・宣伝などに関する注意事項ついての講義を行いました。 【実施先】 雲雀丘学園高等学校  【日 時】 10月21日(月)50分✕2 【対 象】 同校の1・2年生 28名(参加は希望者から選抜) 【講 師】 コアネット講師4名  【授 業】 同校の数ある「Hibari探究プロジェクト」の内の1つとして実施。      年間10回の予定。 【感 想】 各社とも企画書はよくできており、プレゼンテーションもそれに沿って各社の計画などについてわかりやすく説明できていました。欲を言えば、もう少し聴き手を引き付ける内容のプレゼンテーションであればよりよかったと思われます。予約販売まであまり日にちもないので、次回には製造計画、ポスターなどの宣伝計画の確定が必要となります。添付は各社企画書の商品イメージです。

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  • 高校生向け「起業体験プログラム」雲雀丘学園高校⓸20230911 

    コアネットHP/長期講座実施報告④ 雲雀丘学園高等学校の「起業体験プログラム」2023年度第4回目を実施しました。 このプログラムでは生徒が商品を考え販売する経験をします。第4回は初回に各班で決めたルール・マナーの唱和、1分間スピーチ5名に続いて、各社グループワークで試作品の検証、各自が作成した企画書の発表、商品企画の深堀などを実施しました。また講師陣から商品価格・原価と利益、委託製造の手順、商品等標準化についての講義を行いました。 【実施先】 雲雀丘学園高等学校  【日 時】 9月11日(月)50分✕2 【対 象】 同校の1・2年生 28名(参加は希望者から選抜) 【講 師】 コアネット講師4名  【授 業】 同校の数ある「Hibari探究プロジェクト」の内の1つとして実施。      年間10回の予定。 【感 想】 欠席者が約半数ありましたが、夏休み中に商品試作ができており、それに沿って具体化の打合せができました。企画書は残念ながら一部の受講者は作成していませんでした。講座の目的のひとつであるプレゼンテーション能力の向上に向けて全員に作成してもらいたかったです。出席者が少ない中でもグループワークでは活発に意見を交換し、商品具体化の深堀ができていました。写真は、各社の本日のグループワークの結果を書き出したものです。

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