ZOOでつながるプロジェクト~うんちで緑を増やそう~

共創チャレンジ

2023.12.21

法人

チーム名天王寺動物園
共創メンバー中原(天王寺動物園)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 食 / 地域活性化 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

動物園ではごみとなる動物たちのうんちを活用して、さまざまなグループと協力して、大阪の緑を増やしていきます。

【具体的な活動】
①市民や来園者と協力した動物園内緑化
②動物たちのごはんとなる野菜などの栽培と、それを活用した来園者への自然体験の提供
③動物のうんちから作った堆肥を活用した、動物園外での緑化の支援

未来への宣言

動物園が市民と協働してごみの削減に取り組み、結果として動物園や大阪の緑が増えていくとともに、持続可能な社会の担い手を増やしていきます。

きっかけ

動物園では、動物たちのうんちを堆肥に変えていて、その量は年間約22tにもなります。その一部は大阪市内の緑化普及事業で配っていますが、15%ほどしか活用されておらず、それ以外はごみになっています。堆肥に変える作業もひと苦労で、「ごみをつくるための作業」は職員のやる気にもつながりません。
そこで、この堆肥を活用し、動物たちの暮らしを豊かにし、さらに市民の生活も豊かにできるこのプロジェクトを考えました。
動物園だけでは少し難しいチャレンジも、生き物や植物に関わるひとたちとつながって、ともに活動することで乗り越えていけると思います。

取組の展開

今後展開したい地域・方法①園内で壁面緑化を行い、緑化方法説明の掲示等により来園者に緑化に興味を持ってもらいます。
②園内で飼育動物の飼料になる植物を栽培し、動物と植物の繋がりを体験してもらいます。

①②ともにこの取組は、動物園だけでは達成できない活動なので、共創いただける方々のご協力をお待ちしています。
共創を希望する方々農業や園芸の専門知識をお持ちの方、緑化活動に興味のある方、動物園と一緒に環境教育活動をしてみたい方のご参加をお待ちしています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

未来社会を担う子どもや若い世代を巻き込むことで、持続可能な社会の実現につながり、動物もひとも”いのち輝く未来社会”を共創します。

SDGsとの関わり

子どもたちに自然について学んでもらうことで、陸の豊かさを守り、農業体験・自然体験を通して、能動的に環境について学ぶ姿勢と実践力を育むという質の高い教育を提供します。

天王寺動物園 

543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-108

Phone : 06-6771-2151

Fax : 06-6772-4633