私たちの共創チャレンジ
株式会社アイテムは情報通信サービスを主業とし、2018年にドローンスクール&コミュニティ「空ごこち」を開校して以来、ドローン事業にも積極的に取り組んできました。「Peace Drone」は、ドローンによって感動体験を共有する市民参加型の「ドローン・ショー」です。編隊飛行しているドローンのFPV(ファーストパーソンビュー:一人称視点)映像を送信してVR動画視聴を可能にするなど、一般的なドローン・ショーにVR・ARなどの視覚技術や5G通信技術を駆使することで、インタラクティブかつ遍在的な要素を付加し、世界中の誰もが参加・体験できるものを目指しています。
未来への宣言
テクノロジーは人間生活を豊かで平和にするものでなければならず、それは限られた人のものではなく、多様な属性の人々が気軽にその利便性や感動を享受できるものであって欲しいと考えています。かつて、兵器として開発されたドローンですが、最新の技術を以って平和的なエンターテインメントを創造し、そこから得られた感動体験を、次世代の平和追求のエネルギーに昇華させていく。そうした取り組みを担うことで、テクノロジーの平和利用に貢献していきます。
きっかけ
株式会社アイテムでは、近年、見守りカメラ「Peace Eye」、工事不要の大容量通信「Peace Wi-Fi」、高齢者見守りアプリ「Peace Sign」などPeaceシリーズをリリースしています。根底にあるのは、ITリテラシーに関わらず誰もが平和的にテクノロジーによる利便性を享受できるようにしたいという想いです。一方、2018年に日本UAS産業振興協議会(通称:JUIDA)認定のドローンスクールを開校して以来、約400名の卒業生を輩出する中で、ドローンに触れた方々が空飛ぶものに抱く憧れと、その視点がもたらす感動を目の当たりにしてきました。今回、Peaceシリーズのコンセプトをドローンで実践し、広く社内外と協調しながら近未来社会における平和意識を醸成できないかと考え、本件を企画するに至りました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
ドローンの持つエンターテインメント的側面は、人々の心をワクワクさせるものであり、それはいのちを輝かせるものです。また、国際的イベントという点で平和希求の意義も大きいと考えています。