公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2024.03.11
法人
私たちは2025年大阪・関西万博での世界100ヵ国の学生とのオンラインオーケストラ「e-Symphony」開催を目指しています。
私たちは、音楽を通じた交流により、社会を生きる全ての人が、互いの背景の違いに関係なく、尊重しあえる社会を「UNITY」と定義し目指しています。万博までも、そして万博後(beyond expo)もa-tuneは音楽で世界を繋ぎ続けます。
コロナ禍は、山積する人種差別や経済格差、教育機会の不均衡などの世界的な社会問題を露呈させました。一方で、コロナ渦でオンライン上でのコミュニケーションが進み、海外の連携6大学の学生と社会のために何ができるのか、議論する機会を持てるようにもなりました。 世界中の学生と様々な課題について議論する中で、コロナのような人類共通の敵を前にしても、未だ差別や偏見による人々の衝突が絶えない状況に対して、世界中の学生が課題を感じていることを知り得ました。 学生である私たちにできることは、より多くの人が様々な人との交流を通して、人種や相手の背景にとらわれず他者を尊重する姿勢を持てるよう、世界に働きかけていくことだと思いました。 そこで、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする大阪・関西万博の会場から世界共通のコミュケーションの一つである音楽を通じて、世界中の大学生と共に多様性の受容の輪を広げていきたいと考えています。
海外の学生と2万キロの距離をも超えた演奏を実現し、その時に感じた繋がりは言葉に表せないものでした。 世界中の人々が注目する大阪・関西万博という舞台で、「e-Symphony」を通して、より多くの人々に繋がる喜びを感じて頂きたいです。自分と異なる考え方や、価値観、様々な「いのち」を繋ぎ、私たちの「いのち」を文字通り響き合わせます。
私たちは音楽を通じて、背景の異なる相手を理解する機会を与えることで、偏見や差別のない社会 (SDGs10 :人や国の不平等を無くそう) の実現を目指します。そのような社会の実現には、年齢、国籍を超えた共創 (SDGs17:パートナーシップで目標を達成) が欠かせません。また、多様性に触れる経験を、今後の社会の担い手である若い世代に広げていくこと (SDGs4 : 質の高い教育をみんなに) も私たち学生の使命であると考えます。
国立大学法人 大阪大学 /
私たちが掲げる「Unity」の理念に共感し、一緒に活動して頂ける世界中の方を募集しています !
We are looking for people from all over the world who empathy "Unity" and are willing to act with us !
【お問い合わせ】団体名:a-tune担当者名:吉川馨メール:expo2025students@gmail.com電話番号:06-6879-4122 (国際交流推進センター)
2022.12.12
万博からSDGsにつなぐ ~UNITYでつくる未来社会~
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e-Symphony for 2022〜First season〜
万博からSDGsにつなぐ〜UNITYでつくる未来社会〜と題した、a-tune主催の学生シンポジウムを、阪大吹田キャンパスとオンラインのハイブリッドで行いました。 海外学生(ベトナム、フィリピン、OIST)を7名招待し、国内からは、大阪公立大学、神戸大学、神戸情報大学院大学、関西学院大学、学生団体inochiWAKAZO Projectの学生が参加しました。 前半は、a-tuneの活動理念"UNITY"=各個人が自分とは異なる相手の立場、背景を尊重できる社会 について、それぞれの考えや取り組みを発表しました。 後半のフリートークでは、"UNITY"や各学生の取り組みに関して、予想以上に多くの意見や質問が飛び交い、大いに盛り上がりました! 全て英語での議論でしたが、とても楽しく行えました。 "UNITY"の実現に向けて、大きな糧となるシンポジウムとなりました!
大阪市中央公会堂にて、OSAKA光のルネサンス2022と連携した演奏会を、昨年の12月14日に行いました! プログラムは、3部構成で行われました。 一つ目は、海外学生とのオンライン合奏です。 去年から続くオンラインでの交流会に参加したくれていた海外学生を招待し、海外2拠点とのオンライン合奏を行いました。前日まで一度も成功させることができず、改めて海外とのオンライン合奏の難しさにぶつかっていただけに、達成感と感動もひとしおでした。 100カ国の学生とのオンライン合奏"e-Symphony"の実現を目指し、今後もさらに多くの人を繋ぎ、"UNITY"の輪を広げていきたいと思います! 二つ目は、国内学生・団体とのコラボ合奏です! 大阪・関西万博のテーマソング「この地球の続きを」を含め、計3曲披露しました。 京都市芸術大学の学生さんと一緒ということもあり、ParoToneに、ヴァイオリンやコントラバスの音色が合わさり、素敵な演奏をお届けできたかなと思います。 三つ目は、来場者とのコラボ合奏です。 なんと、本プログラムでは、大阪・関西万博の公式キャラクターのミャクミャクと、阪大公式キャラクターのワニ博士が遊びにきてくれました! また、昨年から交流のあった、学生団体HonaikudeとinochiWAKAZO Projectの学生さんたちも参加してくれました。 ParoToneのアプリ版であるeParoToneを来場者にもダウンロードしてもらい、また手拍子での参加も促し、会場全体で一体感のある演奏を行うことができました! 2022年のa-tuneの集大成とも言える本イベント。 これまで繋いできた海外学生、国内学生とのつながりを形にでき、またさらに広げられたイベントになり、とても嬉しく思います。 今回の経験を活かし、万博本番まで、メンバー一丸となって全力で駆け抜けていこうと思います!
3拠点同時合奏に挑戦!
7月7日に、a-tuneテラスというイベントを行いました! このイベントは、この春から新たに始まったイベントであり、阪大内でのa-tuneの認知度向上と、万博本番での私たちの目標である"e-Symphony"=100カ国の学生とのオンラインオーケストラ実現のための技術確立を主な目的としています! これまでも複数回、阪大内でParoToneの演奏会を行っていましたが、今回は私たちにとってとても挑戦的な回でした。 それは、箕面キャンパスをメインに、阪大3キャンパスをオンラインで繋ぎ、ParoTone同時合奏を行うというものです!(サムネイル画像右上のスクリーンに、豊中、吹田キャンパスの演奏者が写っています。) ネット環境による音の遅延や、音響技術など、様々な乗り越えなければならない課題がある中、無事成功させることができました! 曲は、カブトムシ、今流行りの海外曲メドレーなど、さまざまな曲を演奏しました。 まだまだ課題はありますが、”e-Symphony”実現へ向けて、今回の成功は、今後同時合奏の演奏拠点を増やしていく上で、確実に大きな一歩になりました。 演奏者、技術班一丸となって、とても良い演奏会になりました!
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