カーボンニュートラル/CO2の資源化

共創チャレンジ

2021.09.03

法人

チーム名カーボンニュートラル産学連携チーム
共創メンバー中西 周次 (国立大学法人 大阪大学)
杉山 正和 (国立大学法人 東京大学)
藤井 克司 (国立研究開発法人 理化学研究所)
山田 敦士 (宇部興産株式会社)
布施 幸則 (清水建設株式会社)
武田 大 (千代田化工建設株式会社)
味村 裕 (古河電気工業株式会社)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / 環境、エネルギー /

私たちの共創チャレンジ

現代の人類社会は、数億年かけて蓄積された化石燃料を社会活動のためのエネルギーや原料としている。こうした活動により、大気中に大量のCO2が放出され、結果として地球規模の炭素循環には大きな乱れが生じている。
こうした状況の改善、すなわちカーボンニュートラル社会の実現を目指し、再生可能エネルギー由来の電力を利用した電解還元によるCO2資源化技術を開発する。

未来への宣言

化石燃料の利用により空気中に放出されたCO2を回収し、再生可能エネルギー由来の電力を用いて還元資源化するシステムの実用化を通して、カーボンニュートラル社会の実現を目指します。

きっかけ

昨今、CO2排出量の削減は世界的にも喫緊の課題と捉えられている。大気中CO2濃度を有意に下げるためには、現行技術におけるCO2排出量の削減だけでは不十分であり、排出されたCO2を資源として捉え、還元的に有用物質へと変換する技術開発が必要不可欠である。こうした認識に立ち、NEDOのプロジェクトを通した産学連携活動によるCO2資源化技術の確立を進めています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法まずは日本国内での事業化を目指すが、CO2資源化が世界的課題となっている状況に鑑み、技術的優位性を獲得した上で海外での展開も目指します。
共創を希望する方々・DACシステム導入を制度支援する公的機関
・DACシステム導入を検討している建物保有機関

大阪・関西万博のテーマとの関わり

本技術の確立を通して地球温暖化の防止に寄与することで「人類のいのち輝く」に貢献できます。

SDGsとの関わり

・本技術の確立を通して地球温暖化の防止に寄与することで「人類のいのち輝く」に貢献できます。
・将来的には、化石燃料資源の枯渇も懸念されるので、プラスチック等を大気中から回収したCO2を還元して製造する新たな産業を生み出します。
・NEDOプロジェクトに参画の7機関のパートナーシップ

大阪大学 基礎工学研究科付属 太陽エネルギー化学研究センター

特任研究員 碓氷宏明

usui@rcsec.chem.es.osaka-u.ac.jp